ワーホリをしたいけど、何から始めれば良いのかわからない!準備の流れを教えて!
という方の悩みを解決する記事です。
ワーホリは、仲介会社を通すと手数料がかかります。ワーホリの仲介業者を使うなら、自分で手続きをした方が安いです。
この記事では、筆者が仲介会社を使わずに、「オーストラリアでワーホリをするんだ!」と決めてから実際にオーストラリアに行くまでにした準備について順を追って説明致します。
自力でワーホリの手順:仲介会社を通すのかを決める
筆者は仲介会社を通さないと決めましたが、仲介会社を通すことのメリットとデメリットを挙げてみます。
✔️仲介会社を通すべき理由
・ビザ、語学学校、住む場所、働き先等必要不可欠な手配を一括して受け持ってくれる
・任せておけばなんとかしてくれる安心感
・時間や手間がかからない
・知らない土地で頼れる人がいる心強さ
✔️仲介会社を通さなくてもいい理由
・ワーホリ準備に必要な情報がネットに充分揃っている
・仲介手数料がかからない
・自分でとことんこだわったワーホリにできる
・冒険感や自立感が味わえる
✔️日本語の情報もネットで十分に見つかる!
ビザは英語での申請のみですが、日本語でわかりやすく説明してくれているサイトはたくさんあるので参照すれば問題ないです。
自力でワーホリをする方法は、日本語で調べても十分に必要な情報は得られます。
✔️語学学校に行くなら仲介会社は無料!
しかし、語学学校に通う予定の人は、エージェントに頼ることをおすすめします。
【語学学校に行く人がエージェントを頼るべき理由】
・無料だから
・信頼のおける語学学校を紹介してくれるから
・自力で全ての手続きをするときの費用と同じだから
・語学学校にあわせて住む場所を紹介してくれるから楽
・現地で銀行口座を開くときなどのサポートもしてくれるから
ワーホリビザを使っても、語学学校に通うなら留学と同じです。
留学エージェンシーは無料で相談、手続きをしてくれるところがあるので、自分で手続きをするのは時間の無駄です。手数料は一切かからないので、プロに全部任せましょう。
場合によっては自分で語学学校に申し込むよりも安くなります。
【参考記事】無料で助けてくれる留学エージェンシーまとめ!全部無料で任せられる理由も説明しています
筆者は今回、語学学校には通う予定がなかったので、全て独自で進めました。
語学学校に行かないのなら、自力で準備をする方が安いです。
ある程度英語力のある方、予算ぎりぎりで考えている方は、全て自力で手配することにチャレンジしてみるのも良いかと思います。
自力でワーホリの手順:どの都市に行くのか決める
オーストラリアは大きな国なので、どこの都市に行くかによって生活スタイル、気候、街の雰囲気、出会える人の傾向などが変わってきます。
どの場所が一番自分にあっているのか、しっかり調べて決めて下さい。
例えば筆者の場合、メルボルンにしようと決めた理由は以下です。
・ゴールドコーストとシドニーは行って少しだけ生活したことがある
・メルボルンには日本人が少ない
・ヨーロッパから来ている人が多い為ヨーロッパについても知れる機会がありそう
・求人がシドニーの次に多い
私は英語を勉強することが目的のワーホリではなかったですが、日本人とは日本で生活していればいつでも話せるので、普段の生活から離れられそうなメルボルンを選びました。
また、お金に余裕が全くなかったので、着いて早々に職が見つからなければ生活ができないという恐怖心から、求人数の多いメルボルンに行くことにしました。
ご自身にとってぴったりな土地を見つけられると良いですね。
自力でワーホリの手順:ワーキングホリデーのビザをとる
日本人にとってオーストラリアのワーホリビザをとるのはとっても簡単です。
よく、所用時間15分!と言われますが、筆者は30分くらいかかったかな。
日本語で解説をして下さっている方のブログを参考に進めて行きました。
オーストラリアのワーホリビザの申請は、オーストラリアの政府の公式ホームページからできます。
筆者の場合、入力事項を入れる作業が一通り終わってメールを確認したときには、既にビザ承認メールがきていました。
なぜか承認メールの後に、申し込みを受け付けましたというメールが届いたので不安になりましたが・・・問題はありませんでした。
自力でワーホリの手順:なんとなくどこの地域に住みたいか検討する
行く都市を決めましたが、その中でも治安が悪い地域があります。求人しているお店が少ないエリアもあるので、まずはどの辺りに到着すれば無難なのかについて調べましょう。
【筆者の場合の例】
まずはいちばん人の集まるところに行って情報を得つつ、住む場所を探すことにしました。また、「どこへでも接続のいい場所で仕事を探したい」と考えたので、都市の中心地と呼ばれる場所(メルボルンではCBDと呼ばれる場所です)の位置をグーグルマップで確認しました。
日本にいる間にシェアハウスをとっておこう、と思っていましたが、調べてみると内見をしないことのリスクが大きいことを知りました。後日談ですが、内見をすることは本当に重要です。
なので、住むエリアのメドをつけたら、そのエリアにあるバックパッカー用の安い宿(バッパーと呼ばれています)をいくつか検索しました。
安い宿に泊まっているうちに、長期で泊まる場所の内見をして移り住むのがおすすめです。
楽しそうじゃん!と気持ちが盛り上がり、泊まるところは見つかりそうだな、と確信したところで、次のステップに進みます。
自力でワーホリの手順:フライトチケットを取る
いつ帰ってくることになるのかは検討がつかないので、片道の航空券を購入しました。
筆者が使った航空会社はAir Asiaです。メルボルンのAvalon空港に飛びました。※メルボルンには2つ国際空港があります。
空港からCBD(着いたらまず行きたい場所)までの行き方も、航空券を取る前に調べました。
Uberやタクシーという手もありますが、お金のない筆者は一番安い方法のバスを使うことにしました。
スカイバスというバスがAvalon空港からCBDに向けて出ていたので、これを使ってCBDに行くことにしました。
時間はTime Tableをみながら運行時間をしっかり確認しましょう。
筆者はAir Asiaを使って行くので、Air Asiaのフライト時間にあわせて運行しているバスがあるかを確認しました。
自力でワーホリの手順:到着後1週間分の仮ステイ先を予約する
フライトチケットを購入するのにあわせて、滞在先も一緒に探して予約をしましょう。到着後1週間はバッパーやホテルなどの一時的な宿泊所を予約をしておいて、その間に長期滞在ができる部屋の内見に行くのがおすすめです。
【内見をしてから部屋を決めるべき理由】
・ハウスメイトがあまり良くない
・家の掃除がされていない
・オーナーが親切ではない
・治安が予想外に良くない などの場合があるから
最初に泊まる場所を調べた結果、筆者はMelbourne city backpackers というホステルに泊まることにしました。
こちらを選んだ理由は以下です。
・日本人のレビューが良い
・無料で朝食が付いてる
・メルボルンの中心街にあるサザンクロス駅から徒歩圏内
・無料Wi-Fiが1階で使える
・ロッカーが使える(南京錠は持参)
・シェアルームで現地の情報を仕入れられそう
・ワーキングホリデー仲間を作っておきたい
いくつか他のホステルを比べた結果、総合点が良かったためこちらにしました。
様々なサイトがありますが、比較した中でBooking.comが最安値だったのでこちらから予約しました。
>>Booking.comでMelbourne city backpackersの空き状況を確認する
【参考記事】Booking.comカードがお得すぎる!旅行好きには嬉しい宿泊代割引・ホテル送迎・ウェルカムドリンクが無料になるよ(作成も完全無料です)
筆者がよく利用する格安宿泊予約サイトはBooking.com、agoda、expediaです。
>>agodaでMelbourne city backpackersの空き状況を確認する
>>ExpediaでMelbourne city backpackersの空き状況を確認する
【参考記事】メルボルンでおすすめのバッパーMelbourne city backpackersを写真盛りだくさんでレビュー!
自力でワーホリの手順:保険に入る
保険なんて今まで使ったことないし、お金もないし、いらないかなぁ〜
と考えていた筆者ですが、オーストラリアにワーホリ経験のある方々のブログを漁っているうちに、日本では考えにくいような危ない経験をされている方が想像以上に多かったので、筆者も保険に入ることに致しました。
ざっと探しただけでも見つかった決断理由は以下の通りです。
・ひったくりや脅しによる所持品の盗難
・思いがけない他人の不注意による電化製品の故障
・保険に入っていないため保険料が払えなくて病院にいかなかったルームメイトの死
・働き先での怪我、病院で診てもらえないことによる風邪の悪化
・救急車を呼んだ際の多額の請求
何かが起こった時に何もできないという不安と一緒に生活をするよりも、何が起きても保険が助けてくれる!という安心を買うことにしました。
とは言えお金に余裕を持たずにワーホリを始めることにした私ですので、最低限をカバーしつつ安値で使いやすいものを選ぶことにしました。
筆者が選んだのは、東京海上日動のh2プランです。
理由は以下の通りです。
・1年間の長期でワーキングホリデーをカバーしてくれる
・もし1年以内で辞めることになってもその期間分を返金してくれる
・現地でお金を払う必要がない
・日本語で対応してくれる
・盗難等の所持品もカバーしてくれる(特約)
・救急車等搬送費用をカバーしてくれる
・必要なものが揃っている中で他大手企業と比べて値段が抑えられている
しかし、ワーホリで来ていた他の日本人のほとんどがAIG損保の保険に加入していました。
料金はプランによって様々ですが、筆者の保険よりも安く加入していた人がほとんどでした・・・。
無料で資料請求ができるので、目を通してみると良いです。
自力でワーホリの手順:お金の持って行き方を考える
日本から全て現金で両替して持って行く以外の方法で、どうお金を持っていけるのか考えました。
さすがに大金を現金で持ち歩くのはこわいですね。
そこで筆者はジャパンネット銀行のキャッシュカードを作りました。
理由は以下の通りです。
・ATM引き落としの手数料がかからない(海外事務手数料3.02%)
・入れておいた日本円を海外の通過で取り出せる
・発行手数料、年会費無料
・口座にある金額以上引き出せないので審査不要
・口座開設からカード到着まで約1週間と最短
日本でオーストラリアの銀行口座を開いてお金を入れておく手段を考えましたが、オーストラリアの銀行は所有しているだけで口座の維持費がかかります。
NAB(National Australia Bank) という銀行では口座の維持費が必要ないですが、残念ながら日本では口座を開けないそうです。
働き始めるまで必要なお金を取り出すた目の口座として、ジャパンネット銀行を開設しました。
今後海外旅行をするときにも大いに役に立ってくれそうです。
自力でワーホリの手順:仕事の探し方を検索
事前に探しておく必要があるのか、現地に行ってから探すのがいいのかを調べました。結論から言うと、現地に行ってから探すことになります。
ということで、どうやって仕事を探すのかを検索。
・飛び込み訪問でレジュメを渡して歩く
・サイトで探す
・紹介を頼る
【参考記事】ワーホリでベストな仕事探しの方法!オーストラリアで仕事を探す方法を細かく解説します
日本でアルバイトを探すと言ったらまずサイトを漁るのが一般的ですが、オーストラリアでは他にもメジャーな方法があります。
そこで、今から何ができるのか、しておいた方がいいのかを検索しました。
その結果がこちらです。
・レジュメを作る
・面接でよく聞かれることについての答えを考えておく
ということで次のステップです。レジュメを作ります
自力でワーホリの手順:レジュメの作成
レジュメを書き始めます。レジュメとは、「自分がどんな人間でどんな働き方ができるか」を説明するものです。
日本では手書きをするのが一般的ですが、オーストラリアではパソコンで打って印刷をします。パソコンでチャチャっと仕上げましょう!
レジュメには自分の電話番号や住所を記入する必要があるので、プリントアウトして持って行くことはできませんでした。
ということで、オーストラリアでレジュメを印刷できる場所を調べました。
図書館や街中の文具用品店でも印刷ができるようですが、officeworkという文房具店で印刷するのが一番安いです。A4一枚白黒印刷で$0.08です。
以上です。
ここまで終わらせておけばあとは現地でなんとかなるだろう精神でオーストラリアに突入した結果、問題ありませんでした。
私はitalkiというサイトで事前にメルボルン在住の方たち数人と知り合うことができたので、少し心強かったです。
【参考記事】無料でランゲージエクスチェンジをして海外に友達を作る方法!italkiでオーストラリア人の友達ができたよ
現地の美味しいカフェやバーに連れて行ってくれるそうなので楽しみです♪
「仲介会社を通さずに0から自分でワーキングホリデーをする」と言うと周りには驚かれたのですが、準備自体はそこまで大変ではありませんでした。
筆者は全てを用意するのに1ヶ月かけましたが、それくらいは余裕を持って、予定通りにいかなくても考える時間が取れるようにしておくことをおすすめします。
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