せっかくスペインに行くなら、スペインでしか食べられないもの・スペインでしか手に入らないお土産を試してみたいと思うのは、筆者だけではないはず!
海外では、日本で見つからないものを探したいと思ってるよ。
この記事では、筆者がスペイン人家族と一緒に住むなかで発見した「めっちゃスペイン!」と感じるお菓子・お酒・つまみなどを紹介したいと思います!
- お菓子
- お酒
- おつまみ
紹介するものの中には要冷蔵でお土産としては不向きなものもありますが、ぜひスペインにいる間に思い出として試してみてください。
- 【スペインのお菓子】お土産にもピッタリだよ
- Conguitos|スペインのチョコレート
- バイオレットキャンディー|マドリードのお花の味がするお菓子
- Torreznos Torresmos|豚の皮と脂身がそのままスナックになった
- 生ハム味のポテトチップス|生ハム味かは微妙だけど美味しい
- Dulce de Membrillo|マルメロのペースト
- Tubos|なんかハマっちゃうお菓子
- 日本では珍しい?イチジクのジャム
- Arroz con Leche|ちょっとキモい?お米のデザート
- チュロス|専用チョコをたっぷりつけると美味
- Mató|バルセロナのローカルチーズ!
- Motóのプディング|やみつきになる!
- オルチャッタ|一口目はまずいかも…?根っこの味するジュース
- トゥロン|スペインの甘〜いお菓子
- Cabello de angel|天使の羽と呼ばれるペストリーの中身
- ガスパッチョ&サルモレホ|スペインのすっぱめ野菜ドリンク
- VICHY CATALAN|カタルーニャ州発の炭酸飲料
- Paraguayo|スペインの平べったい桃
- 【スペインのお酒】重いけどお土産にも良いよ
- 【スペインのおつまみ】お土産よりは現地で食べると◎
- スペインと言えば!王道の生ハム
- オリーブの入ったハム!焼かなくて大丈夫です
- パンに塗って食べると絶品のパテ!イベリコ豚が美味しい
- ポテチに置いて食べるのがスペイン流!お酢漬けの小魚Boquerónボケロン
- 塩漬けの小魚Anchoaアンチョア!要冷蔵保存だからスペインで食べてね
- スペインといえばムール貝!お土産にもぴったりな缶
- ピクルスの寄せ集め!オリーブも漬けてあるよ
- スペインはチーズも安くて美味しい!かたまりで買えるよ
- 生ハムいっぱいのサンドイッチ
- 本場のパエリアを持って帰りたいなら、インスタントで!
- 料理好きの人へ!パエリア作るならサフラン
- スペイン風卵焼き入りボカディージョ|ポテトのトルティージャ入りサンドイッチ
- クレマカタラナ|かけたキャラメルが焦げているカスタードプディング
- ホワイトアスパラ|スペインというかヨーロッパで安めに買えます
- Fuet|安くて美味しいつまみ肉
- アンチョビ入りオリーブ|2ユーロ以下の絶品つまみ
- パタタデブラバス|スペインのポテト料理
- スペイン【お土産・お菓子・酒・つまみ】情報アップデート予定です
【スペインのお菓子】お土産にもピッタリだよ
まずはお菓子から!
小袋に入っているものも多いので、ばらまき用のお菓子にもピッタリ。
定番なものから、一風変わったお菓子まで紹介します。
Conguitos|スペインのチョコレート
スペイン産のチョコレートと言えば、conguitosです!
甘いミルクチョコレートの中に、ピーナツが入っています。
ヨーロッパのチョコレートには少々独特な味が効いているものも多いですが、conguitosは日本人の口にもあう優しい甘さのチョコレートです。
ナッツがコリッとあっさりしているから、甘いチョコレートとの相性抜群!
地元のお菓子屋さんではconguitosが専用のミニ缶に入っているものを見つけました。
スペイン語が書いてあって可愛い♡ということで、お土産用と自分用に複数購入しました♪
チョコレートには謎の記号や、キャラクターの顔が印刷されていました。(このキャラクターはあまり可愛いと思えないけど…。笑)
チョコレートはスーパーマーケットで見つけることができます。
バイオレットキャンディー|マドリードのお花の味がするお菓子
紫色のお花の形をしたバイオレットキャンディーは、スペインのマドリードで有名なお菓子です。
バイオレット(すみれ)のお花を使って作られたキャンディーで、袋を開けるとフワッとお花の華やかなにおいがします。
口に入れるとフワッとお花のにおいがしますがキツくなく、優しい甘さが特徴的です。
スペイン人家族のみなさん、このキャンディーがとってもお好きです。
筆者も一度食べたら癖になってしまいました。
スーパーマーケットで見かけたことがありませんが、街のお菓子屋さんで売っていることが多いです。
マドリードには専門店も。バイオレットの紅茶なども売っているみたいですよ。
お店の名前:La Violeta
住所:Plaza de Canalejas, 6, 28014 Madrid
Torreznos Torresmos|豚の皮と脂身がそのままスナックになった
豚の皮と脂身部分をカリッとスナックにしたお菓子です。かなり不健康的ですが、今まで食べたことがないような食感に驚きました。
皮部分はカリッと、脂身部分は口に入れるとトロッとするのが不思議です。
好きな人はハマるけど、脂っぽいのが苦手な人は難しいかも。
筆者は3口食べたら満足しました。
写真はバーベキュー味。メルカドーナ(スペインの大型スーパーマーケット)で購入しました。
生ハム味のポテトチップス|生ハム味かは微妙だけど美味しい
ポテトチップスは、日本ではあまり見かけない味を見つけるのに最適なアイテムです。
ケチャップ味やサワークリーム味なども美味しいですが、スペインにきたら「生ハム味」のポテトチップスを試してみてください!
においは生ハムを感じませんでしたが、口に入れてみると確かに生ハムな気がしました。
Dulce de Membrillo|マルメロのペースト
マルメロという果物をご存知ですか?
スペインでは多くの家が庭でマルメロの木を植えています。
筆者はスペインで初めてマルメロの存在を知ったのですが、スペインでは一般的に食べられている果物です。においはりんごに近いです。
生で食べることもありますが、食卓にはよくジェリー状になったものが出てきます。
写真の左側、チーズの上に乗っている茶色いものがマルメロのジェリーです。甘くて舌触りはツルッとしていて、美味しい!
甘くて美味しいお菓子感覚のマルメロジェリーは子供達に大人気で、目を離すとマルメロだけ消え去ったチーズだけが残されています。
ちなみに写真右側はスペイン風オムレツです。
我が家では手作りのマルメロジェリーを食べていますが、メルカドーナなどのスーパーマーケットでも売っているので是非試してみてください。開けるまでは常温保存でオッケーです。
Tubos|なんかハマっちゃうお菓子
スペイン人家族のマザー大好物、TUBOSです。
外は少しゴムみたいな硬めの食感・内側は柔らかい砂糖なお菓子。
筆者も1口目でハマってしまい、地元のお菓子屋さん(駄菓子屋さんみたいな感じ)では色々な種類のTUBOSを選んで買ってしまいました。笑
海外のグミ系お菓子が好きな人なら好きだと思います!
ちなみに味はTwizzlersではないです。笑
わかる人にはわかる不安だと思ったので追記しときます。笑
ついでに。写真のバスケットに入っている、白にカラフルな粒々が付いているお菓子も美味しかったです。ホワイトチョコレートでコーティングされたイチゴジェリーといったところです。
TUBOSはオリジナルの赤いものであればメルカドーナで売ってますよ。
日本では珍しい?イチジクのジャム
イチジクのジャムって、日本ではあまり見かけないような・・・?
筆者はスペイン宅での朝ごはんに手作りイチジクジャムが出てきてハマりました。
ちょっと粒々が入ってて、歯ごたえがあるのがポイント!ドロッとした舌触りに、ネトっと甘いのが好き。
メルカドーナでも売っていたので、いつもと一味違うジャムが試したい方はぜひ!
Arroz con Leche|ちょっとキモい?お米のデザート
「キモい!」って言う人もいるのは承知でご紹介。
ご飯に牛乳を混ぜて甘くしたデザートです。
おかゆのお湯を、牛乳に変更したバージョンみたいな!笑
カナダではこれにレーズンを入れたものを、ホストファザーがよく作ってくれていました。筆者のお気に入りデザートです。
シナモンをかけて食べると美味しいのでおすすめ。
スーパーでは冷蔵売り場で見つけられます。
わたしは大好きですが、「まじで嫌い!」という日本人も多い一品。
外国の味を試したい!というチャレンジャーはお試しあれ!
ちなみにわたしは、カナダやアメリカで食べられている甘いお米&レーズンのデザートも好きです。あれ嫌いな人は、ちょっと厳しいかも。
知らない人は、ぜひ試してみてほしいです。笑
チュロス|専用チョコをたっぷりつけると美味
スペインのスイーツと言えばチュロス!朝ごはんとして食べることが多いです。
スーパーマーケットにはチュロス専用のチョコレートが、牛乳みたいなパックに入って売っています。
ドロっとコップに入れて電子レンジでチンすれば、チョコレートディップの出来上がりです!
甘さが控えめで、こってりしすぎていないのがポイントです。
箱の写真を撮り忘れたので、アップデート予定です。すみません。
Mató|バルセロナのローカルチーズ!
バルセロナのローカルなチーズ「Mató」は、くさみの全くない、デザートのようなチーズです。
ふわふわしていて口当たりが良く、つい幸せが溢れ出てくるようなチーズ。
言われなかったら、クリームが少し固まったものだと思うような食感と味です。
チーズそのものはほとんど味がないので、ハチミツをつけていただくと絶品です。
舌触りは少しだけざらついているのですが、気になるような感じではなく、これもまたハマってしまう感じ。
バルセロナ以外で見つかるかどうかはわからないですが…
バルセロナに行くときは、ぜひ試してみてください!
Motóのプディング|やみつきになる!
Motóを使って作ったプリン、その名も「Flam de mató」です。
こちらも少々舌触りがざらついています。
程よい甘さで、少しミルクプリンを思わせるような味わいです。
スペイン全土にあるスーパー「メルカドーナ」では見つからず、バルセロナのローカルスーパー「Bonpreu」で発見した商品です。
とてもおいしかったので、バルセロナに行った際には試してみてください♪
オルチャッタ|一口目はまずいかも…?根っこの味するジュース
白いスペインのドリンクです。
夏になるとスペイン人が好んで飲むジュースで、かなり独特のお味がします。
まるで根っこのような…(ちょっと違うけど、表現が難しいです)
甘いので、夏の疲れが吹っ飛ぶようなお味です。
夏になると街のカフェで普通に売り始めます。
メルカドーナではボトルに入っているものも売ってますよ。
バレンシア発祥のジュースだそうです。
トゥロン|スペインの甘〜いお菓子
写真を撮り忘れたので、上記の写真はトゥロン味のアイスですが…
本物は、箱に入ったお菓子です。
とーっても甘い板状のお菓子で、甘いものが好きな日本人なら好きだと思います。
こちらもトゥロン本体ではなくて申し訳ないですが、トゥロン味のリキュールです。
結構甘かったです。
Cabello de angel|天使の羽と呼ばれるペストリーの中身
「Cabello de angel」とは、日本語に直訳すると「天使の羽」です。
ウリ科の植物を甘く煮詰めたもので、半透明の黄色い物体。
食べると独特のシャリっとした食感が美味しい、甘いお菓子です。
基本的にはそのまま食べるのではなく、パイに挟んで焼いて食べるみたいです。
街で見つけたパン屋さんに、天使の羽が入ったパンが売ってました。
甘いだけで特徴的な味などはしないので、食感を楽しむ感じです。
わたしは結構好き。
ガスパッチョ&サルモレホ|スペインのすっぱめ野菜ドリンク
ガスパッチョやサルモレホは、スペインで愛されている冷製スープです。
スペイン人はドリンクだと言いますが、日本人的にはスープなみのドロドロさがあります。
トマトやニンニク、酢などをベースに作ってあるものがスーパーに売っているので、そのまま飲みます。
おしゃれに見せるなら、平べったいスープ用のお皿によそり、上から数的オリーブオイルやクルトンを乗せると良いですね。
わたしはペットボトルから直に口をつけて飲みます。
ちょっと酸っぱくて、かなり独特なお味なので、はじめは好きになれないかもです。
でも、慣れるとめちゃくちゃ美味しく感じます。
スペインのスーパー「メルカドーナ」で小さいボトルが1ユーロで売ってるので、わたしはしょっちゅう買って飲んでました。
飲むとなんだか元気になります。
VICHY CATALAN|カタルーニャ州発の炭酸飲料
カタルーニャ州発祥の、温泉水でできた炭酸飲料です。
ただの炭酸水かと思いきや、なんだか独特な、しょっぱい感じの風味がついています。
きっと温泉を飲んだらこんな味するんだろうな。
スペイン人はお腹が痛いとこれを飲んで治すんだとか。
ちょっと体に良い味はするけれども…スペイン人っぽい発想ですね。
Paraguayo|スペインの平べったい桃
Paraguayo(パラグアジョ)と呼ばれる平べったい桃は、スペイン在住の日本人の方々が美味しいと言っていたので試してみました。
独特のモチっとした食感と凝縮された甘味が、確かに美味しいです。
ちなみに食べ頃は、優しく押したときに指が少しだけ沈み、皮がペロンとむけるとき。
皮が実にぴったりくっついている感じがしたら、まだ酸っぱいです。
6月〜9月になると、八百屋さんやスーパーに並び始めます。
わたしは八百屋さんで高く買ったものよりも、スペインのどこにでもあるスーパー「メルカドーナ」で購入した桃の方が美味しいと感じました。
【スペインのお酒】重いけどお土産にも良いよ
スペインは酒好きにとっての天国。お酒は比較的安いし、種類も豊富です。
ちなみにバーやカフェでは1杯1〜2ユーロ程度でドラフトビールが飲めちゃいますよ♪
スペインではマクドナルドやバーガーキングでもビールが注文できるよ!お酒好きの人は楽しんでね♪
スペインのビールは飲み比べも良し!地方別で人気が違うよ
スペイン産のビールと言えば代表的なものはこんな感じ。
地域によって一番飲まれているビールが違います。
「筆者はマドリードエリアに住んでいるので、家ではmahouをよく飲みます!」と言いたいところですが、別にそんなことはないです。
そのときスーパーで一番安かったビール、あるいは気分でブランドを変えて楽しんでます。
バーやカフェでも種類が様々な取り揃えがあることが多いので、飲み比べをするのも面白いと思います。
一番飲まれているビールの種類をスペインの地図で表すと、こんな感じらしいです。
訪れるエリアで有名なビールは要チェックです!
スペインでは缶やボトルのビールがとにかく安い!特にスーパーマーケットでまとめ買いをすれば、1本1ユーロ以下で購入できます。
地方限定ボトルに入ったスペインのお酒
スペインの地域限定ボトルに入ったお酒は、良いお土産になると思います。
上記写真はToledoという街のスーパーマーケットで購入したボトル&お酒です。中には「Licor crema ORj」という、クリームのような甘いスペインのお酒が入っています。値段は15ユーロでした。
中に入っているお酒の種類はボトルによって違い、それぞれにスペインで有名なお酒が入っているのも嬉しいところ。
ボトルの種類は本当に様々で、作っている会社はスペインのCuencaという街が発祥の地。
実はCuencaには先日旅行で行ってきたところですが、ボトルは探せませんでした。
Cuencaのボトルは上記写真の有名な「崖っぷちにある家」みたいですね。
Toledoのボトルはかなり大きくて重いので、荷物が多い人のお土産としては難しいかも。
こちらのPuerta del Sol(これもToledoのボトルです)は、大きいサイズと小さいサイズがありました。今回は小さい方を5ユーロでゲット!
筆者はAlcampoというスーパーマーケットで見つけました。
他のスーパーマーケットではまだみたことがないので、気になる人は探してみてください。
甘くて美味しいクリームなお酒Crema de Vermut
上記のToledoの大ボトルに入っているお酒、中身はこちらの茶色いお酒です。
同じ、あるいは似ているお味なはず。
日本でもチョコレート味のリキュールは不動の人気を誇っています。そんな感じです。
「お酒の味は苦手だけど、甘いものなら飲んでみたい!」という人には、こういうのがおすすめ。
ボトルも可愛いし、スペイン語が書いてあるし、お土産にも良いね!
チョコレートチョコレートというより、クリーム味のお酒って感じです。
シロップみたいだけど高濃度!Marie Brizard
Marie Brizardは、ひと昔前のスペインで超流行ってたお酒らしいです。コーヒーを飲んだ後にクイっとショットをかますのが当たり前だったんだとか。
お味は完全に、ガムシロップ!アイスコーヒーに入れる、あれです。めちゃくちゃ甘い!
アルコール感は全く感じません。でも、アルコール度数は25.1%とかなり高いのが特徴です。
こんなにお酒感のない高濃度リキュールは初めてでびっくり!
甘いものが好きな人ならガンガン飲んじゃいそうですが、アルコール度数は焼酎並み・ワイン以上に高いので注意が必要です。
お酒好きの友達にお土産で持って行ったら話題になること間違いなし。筆者は持って帰国します。笑
クリスマスの伝統ワインMistela
こちらはスペインのクリスマスシーズン定番、Mistelaというお酒です。
ぶどうでできているので、一種のワインと言えるはず。
ぶどうにはちみつを混ぜたような、心が弾むような甘い香りが特徴的。
口に入れると、なんだか懐かしい甘さのリキュールが口の中に広がります。
ワインの味ではないのですが、アルコール感がしっかりあって、少し焦がした黒糖のような…。ポルトワインよりも甘く、ワイン感が少ないです。
スペイン人家族は、「これを飲むとクリスマスを感じる」と言っていました。
ベルモット|スペインバルでよく見るお酒
ベルモットはよくカクテルに使われるリキュールですが、スペインではよく飲まれています。
ほとんどの場合にオレンジが刺さっており、たまに写真のようにオリーブがのっていておしゃれなことも。
味はワインのようですが、ワインのキレをなくしてぼやかしたような感じがします。
アグアデバレンシア|バレンシアのみかんのお酒
スペインのバレンシアに行くと飲めるお酒です。
バレンシアで有名なみかんをふんだんに使った、オレンジジュースみたいなお酒です。
でも実は、スペイン産のワイン「カヴァ」やジン、ウォッカなど複数のリキュールに砂糖を入れて作っているので、飲みすぎると二日酔いコースまっしぐらタイプのちゃんぽんカクテルです。
甘くて美味しいですが、飲み過ぎ注意。
カラヒージョ|コーヒーにお酒を入れた食後酒
スペインでは食後に甘いお酒のショットやコーヒーを飲むことが多いそうで。
コーヒーにお酒を入れて作った「Carajillo(カラヒージョ)」というお酒は、コーヒーのあたたかさにリキュールをグッと感じる印象深いドリンクです。
入れるお酒はラムやウイスキー、ブランデーなど選べることが多いようですが、王道なのは「Baileys(ベイリーズ)」というアイリッシュクリームのリキュールを入れたものです。
写真はまさに、ベイリーズのカラヒージョ。
甘さが入った苦いコーヒー、わたしは好きです。
結構お酒の風味が強くて、くぅ〜!となります。
【スペインのおつまみ】お土産よりは現地で食べると◎
お酒が安くて美味しいスペインでは、日本だと高級なおつまみもお手頃価格で食べられます。
とびっきり美味しい&食べなきゃ損なおつまみをご紹介します。
お酒が苦手な人も美味しく食べられるから、是非試してみてね!
スペインと言えば!王道の生ハム
スペインと言えば、生ハムです!スペインではハモン(jamon)と呼ばれています。
現地のスーパーマーケットには必ず大きな生ハム売り場があり、豚の脚を1本丸々売っているのが主流です。
上記写真は筆者の家にある生ハム1本です。
スペイン人の家には豚の脚一本が丸々置いてあるのは普通だよ。
脚を1本買うのは高い&すぐには食べきれないので、旅行なら小分けになっている生ハムを買うのがおすすめ。
生ハムにはたくさんの種類がありますが、スペインでもイベリコ豚が一番美味しいと言われています。もっと安いものもありますが、迷ったらイベリコ豚を食べておけば間違いないです。
イベリコ豚と言っても1パック5ユーロ以下(600円前後)で買えてしまうので、安いですね。
スペインでは贅沢に生ハムだけをたっぷり使ったサンドイッチをよく食べます。
生ハムにかじりついているときの満足感は、最高です。
ちなみに生ハムは薄く切れば切るほど美味しいと言われているよ。豚を塊りで購入したときも大きく切らず、薄く切るようにしてみてね。
オリーブの入ったハム!焼かなくて大丈夫です
こちらはハム。生ハム同様、焼かずに美味しく食べることができます。
色々と種類があるので、スーパーマーケットの売り場をみているだけでも楽しいですよ。
筆者のおすすめは、オリーブが入っている生ハムです。
1パック1ユーロ(役120円)前後で食べられるので、ぜひ試してみてください。
パンに塗って食べると絶品のパテ!イベリコ豚が美味しい
スーパーマーケットには当然のごとく売っているパテ。
種類はピリ辛のものからチーズのものまで様々ですが、筆者の住んでいる家のスペイン人家族がよく選んで食べているのはイベリコ豚のパテです。
トーストしたパンにパテを塗って食べると美味しいのでおすすめです。
開けるまでは常温保存ができるので、お土産にもぴったり!
ポテチに置いて食べるのがスペイン流!お酢漬けの小魚Boquerónボケロン
サルディン(イワシ)のように見えて、3周りくらい小さい魚Boquerón(アンチョビ)は、スペインで日常的に食べられているローカルな食材です。お酢で漬けてあるこのお魚をBoquerónと呼びます。
スペイン人いわく、ポテトチップスに乗せて食べるのがスペイン流だそうです。
冷蔵で保存する必要があるので、お土産には適していません。
スペインにいる間に楽しんでくださいね♪
塩漬けの小魚Anchoaアンチョア!要冷蔵保存だからスペインで食べてね
こちらはAnchoaと言って、上記と同じくアンチョビです。
お魚自体は同じですが、こちらは塩漬けになっています。
スーパーマーケットの冷蔵売り場で見つけることができます。
こちらも常温保存ができないので、スペインを訪ねたときに楽しんでみてください♪
どっちもかなりしょっぱいよ!ビールがグイグイすすむおつまみです!
スペインといえばムール貝!お土産にもぴったりな缶
スペインでよく食べられている「ムール貝」は缶でも購入可能です。
常温保存ができるので、お土産にもぴったり♪1缶1.5ユーロ程度と安いので、バラマキ用にも良いですね。
友人にあげるために購入したら、スペイン人家族に「良いチョイスだね!これは美味しいから喜ばれるよ!」と言われたよ〜!
スペインでは夜ご飯が丸々ムール貝だけ!なんて日もあります。
安くて美味しいから、重宝されてるんですね。
スペイン料理の代表格「パエリア」にも、もちろんムール貝を入れますよ〜!
缶詰も生のものも、スーパーマーケットで気軽に購入できます。
【関連記事】スペインの食文化「アペリティーボ」に参加したので紹介!スペイン人流の食べ方も教えてもらいました
ピクルスの寄せ集め!オリーブも漬けてあるよ
スーパーマーケットのピクルス売り場に売っている、ピクルスの詰め合わせも美味しいです。
旅行のときに「お肉ばかりで辛い」と思ったら、ピクルスをおつまみにするのもあり。
写真はラッキョウ・パプリカ・オリーブ・きゅうりのピクルスが棒に刺さって売っているピクルス瓶です。
スペインのピクルスは甘みがありつつパキッと酸っぱいので、癖になります。
スペインはチーズも安くて美味しい!かたまりで買えるよ
チーズも種類が豊富で、日本と比べると安いです。
日本でも見つけられるような定番チーズから、トリュフやほうれん草などが入ったチーズまで種類は様々です。
おつまみに購入して、ワインとあわせて食べると絶品。
ちなみにスペインではワイン1ボトル5ユーロ(600円前後)から購入できます。
尚、生ハムやチーズを日本に持って帰る場合、輸入検査を受ける必要があります。
詳しくは「スペイン 肉類 検疫」で調べてみてください。
生ハムいっぱいのサンドイッチ
生ハムやチーズがふんだんに使われているサンドイッチは、安く簡単に食事をすませたいときにおすすめです。
とっても大きなサンドイッチが3ユーロ以下(360円程度)で売っているので、忙しい朝にも重宝するはず。
お弁当がわりにしても良いですね。
本場のパエリアを持って帰りたいなら、インスタントで!
「スペインで食べたパエリアを持ち帰りたい!」という人は、こんなインスタントパエリアを持って帰るのもあり。
本場の美味しさには至りませんが、日本でインスタントパエリアはあまり見かけないので、お土産には良いですよね。
★インスタントパエリアの作り方★
シルバーの蓋を少しだけめくって、電子レンジで2分暖めるだけ!
万が一蓋部分に亀裂が入ってしまった場合、熱で溶けてしまう可能性があるので、その場合はお皿に移し変えてから温めてくださいね♪
ムール貝や海老、イカなども入っていて、なかなか本格的でした。
少しオイリーで、インスタント感もあり、スペインのレストランで食べられるパエリアとはレベルが違いますが^^;
スペインのスーパーマーケットで普通に売られているので、一応スペイン人でも食べているレベルのパエリアです。
日本で売られてるインスタントおでんを日本人が食べるみたいな感覚かな。
よくわかんない例えですかね。すみません。
次!
料理好きの人へ!パエリア作るならサフラン
料理が好きな人におすすめなのが、サフランです。パエリアに入れると一気に美味しくなるんだとか。
スペイン人にとってはお宝らしいです。
パエリアを自分でも作ってみたい!という人は試してみても良いかも。
スペイン人流・本場パエリアの作り方は今後YouTubeでアップする予定だから、ちょっと待っててね。
スペイン風卵焼き入りボカディージョ|ポテトのトルティージャ入りサンドイッチ
ボカディージョはスペインで食べられているサンドイッチのことです。
フランスパンではさんだサンドイッチは、何が入っていてもボカディージョですね。
中身にはイベリコ豚の生ハムを入れたり、マドリード風にカラマリのフライを入れたりすることが多いです。
わたしが面白いと思ったのは、スペイン風オムレツの入ったボカディージョです。
スペイン人のローカル料理ですね。
スペイン風オムレツとは、中にポテトが入ったオムレツのことです。
スペイン語だと、「トルティージャデパタタ」と呼ばれます。
「トルティージャデパタタの中身をトロッとうまく作れるお店は、何を食べても美味しい」と言われるような、スペインの代表的料理です。
ボカディージョに入っていなくても良いので、スペインに足を運んだらトルティージャデパタタを食べてみてください。(あれ何の紹介してたっけ)
クレマカタラナ|かけたキャラメルが焦げているカスタードプディング
クレマカタラナは、バルセロナの属するカタルーニャ地方の伝統のデザートです。
プリンというよりもカスタードクリームを少し硬めに作り、その上にキャラメルを焦がして固めた感じですね。
ふんわり独特な香辛料が効いていて、甘くて美味しいです。
写真の左側に映っているのは、「Leche Mallorquina」と呼ばれる牛乳のジュースです。
レモン風味の甘いジュースで、なかなか美味しかったです。
写真のお店の情報を載せておきます。
住所:Carrer d’en Xuclà, 4, 08001 Barcelona, スペイン
ちなみに…
クレマカタラナ味のリキュールが、スペインのスーパー「メルカドーナ」にありました。
クレマカタラナ味のお酒そのもので、かなり甘くて美味しかったです。
シナモンパウダーを上からかけて、ショットみたいに飲むのがおすすめ。
牛乳とわって飲むのも良いです。
これなら日本にも持って帰れるので、お土産にも良いかもです。
ホワイトアスパラ|スペインというかヨーロッパで安めに買えます
4月下旬くらいからヨーロッパ勢が騒ぎ始めたのをきっかけに知った「ホワイトアスパラ」。
スペインでも高いですが、日本ではもっと高いそうなので試してみました。
いや、とってもおいしい!
すごく柔らかくて旨味が詰まっているアスパラでした。
アスパラ独特のスジな感じや青臭さがなかったです。
でも、白くて硬い皮が結構厚めについているので、ピーラーでむくときは結構しっかりと皮を剥がないと硬いです。
断面を見ると、厚めの皮が実を一周しているのがわかりますよ。
実と皮の色が同じだから紛らわしいけど!!
スペイン人は茹でたホワイトアスパラにマヨネーズをつけて食べるのが主流だそうです。
茹でたあとのホワイトアスパラの汁はダシが出ているので、そのままコンソメのもとを入れてスープにしても美味しいです。
出汁を使ってピラフを作ると美味しいと教えていただいたので試したら、これもすごく美味しい。
ホワイトアスパラで料理、楽しんでみてください。
Fuet|安くて美味しいつまみ肉
これはなんと呼ぶのが正解でしょうか、生ハムではないですし、サラミですかね。
とにかく、切ってそのまま食べられる肉です。
「Fuet(フエ)」と呼ばれるお肉で、スーパーなんかでどこでも買えます。
クセがなくて美味しいので、お酒のおつまみにぴったりです。
1本2ユーロとかで購入できるので、コスパも最高。
トリュフ入りのオリーブオイルをかけて食べたら絶品でした。
【参考記事】トリュフ入りのオイルはスペインのオリーブオイル専門店で購入しました。
アンチョビ入りオリーブ|2ユーロ以下の絶品つまみ
スペインのスーパーなどに普通に並んでいるオリーブオイルの缶詰ですが、アンチョビ入りのものがあるので探してみてください。
これが本当に美味しい。
しかも1缶1ユーロ前後で買えちゃうので、超安い。
単体で写真を撮り忘れたようなので申し訳ないですが、写真の一番右にあるものがそれです。
これは「Bonpureu」というバルセロナなどの一部地域にしかないスーパーの、独自ブランドのものです。
スペインのどこにでもあるスーパー「メルカドーナ」などでも購入できます。
ちなみに写真の一番左にある生ハムも、3ユーロくらいで購入したものです。
スペインの生ハム、本当美味しいし安い。
ちなみにスペインには路上にバルが立ち並んでいるのですが、アンチョビ入りのオリーブはよくつまみとしても売ってますよ。
パタタデブラバス|スペインのポテト料理
ポテトの上に独自のソースをかけたお料理です。
写真のものはベビーポテトをそのまま使っていますが、お店によってフライドポテトを使ったりします。
雰囲気が違いますが、こちらもパタタブラバスです。
よりオリジナルに近いものは、ニンニクを使ったアイオリソースを使っています。
写真の白いソースがアイオリです。
ちなみにアイオリは、スペインのバルセロナ発祥のソースですよ。
ソースはお店の味が出る部分なので、お好みのバルを探してまわるのも面白いかもですね。
スペイン【お土産・お菓子・酒・つまみ】情報アップデート予定です
スペインは美味しいもの&ちょっと珍しいものの宝庫だと、筆者は思っています。
今後も生活をする中で見つけた「試さなきゃ損!」なお菓子・酒・つまみ・お土産を見つけたら情報をアップデートする予定なので、こういう情報が好きな方はこの記事をたまにのぞいてみてください。
新しいおすすめが追加されているかもしれません。
ということで、今回は以上です!
最後まで読んで頂きありがとうございました!