ワイヤレスイヤホンや、無線イヤホン、イヤーポッズと呼ばれる、ケーブルがついていないイヤホンの人気がぐんぐん上がっています。
街を歩いていても、耳にワイヤレスイヤホンをつけて歩いている人を多く見かけるようになりました。
今までケーブル付きのイヤホンで問題を感じたことがなかったのですが、何度買ってもケーブルの接続が悪くなり、片耳だけ聞こえなくなったり
傾きによって音が途切れてしまったりするようになって買い替えないといけないのが面倒でした。
そこで出会ったのが、ワイヤレスイヤホンです。ケーブルの接続が悪くなって買い換えないといけないといった心配が入りません。
動くたびにひっかかるケーブルにイライラすることも、もうありません。
筆者はワイヤレスイヤホンを使い始めてから、世界が変わりました。
今回はワイヤレスイヤホンの説明と魅力に簡単に触れ、おすすめの商品をご紹介していきます。
Bluetooth(ブルートゥース)対応
ワイヤレスを使う場合、お使いのデバイスのBluetoothをオンにする必要があります。
これにより、今までケーブルとデバイスを繋げて固定していたときと比べ動きの自由度が一気にアップします。
今まで音楽を聴くために携帯をポケットに入れながら作業をして、間違ってボタンが押されてしまったり、ケーブルやデバイス本体が邪魔だと感じたことはありませんか?
ワイヤレスイヤホンだと、料理や運動をするとき、通勤通学の電車の中でも絡まったり、引っ張られたりしてしまう心配がありません。
じわじわと日々ストレスを感じていた部分を取り除いてくれたことが、筆者の世界を変えてくれた一番大きな理由です。
唯一の欠点といえば、充電をしないと使えない、という部分です。
ワイヤレスイヤホンを収納するケース自体を充電しておくことができるので、ケースの充電し忘れをしなければ使っていない間にどこででも充電させておくことができます。
充電は忘れないようにしましょう。
買う前に確認したい機能
- 防水機能
- ノイズキャンセリング
- MFi搭載確認
- 連続再生時間
- 対応コーデック
- 耳へのフィット感
防水機能
シャワーを浴びながら音楽を聴きたい場合や、スポーツをして汗を流しながらラジオを聴きたいなどという場合は、防水・防滴機能が役に立ちます。
IPXという表記によって強度を確認することができ、数字が高いほど強い防水性があります。
激しいスポーツが目的であればIPX4以上、シャワーなどでがっつり水を浴びる場合であればIPX5以上を選ぶことをおすすめします。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングとは、外からの雑音をシャットアウトしてくれるので、騒がしい環境でも快適に使うことができます。
通話や音楽を聴く際に役に立つので、ノイズキャンセリングを搭載したものがおすすめです。
MFi搭載確認
MFiマークがついていると、「iPhone公式認定品」と呼ばれApple社が性能基準を満たしていると認めていることがわかります。MFiはMade for iPhone/iPadの略です。
iPhoneを使っている場合、MFiのついていないものを長期にわたって使ってしまうと故障の原因になります。
iOSのアップデート後に使えなくなる可能性もあります。
MFi認証のされているものは、されていないものに比べて多少値段がはる傾向がありますが、長期的な使用を考えると最終的にコスパが良くなることもありますし、確認はしておいたほうが良いでしょう。
連続再生時間
ケーブルを繋げば音が聞こえてくるタイプのもの(lightning接続)とは違い、事前にイヤホンを充電しておく必要があります。
目安としては、5時間以上の再生時間があれば1日中問題なく再生を楽しむことができます。
対応コーデック
コーデックとは、Bluetoothによりワイヤレス通信で音を再生する際の圧縮形式のことです。
圧縮率が低いほど、音質が良くなります。
対応コーデックには、SBC(標準的な音質)AAC(高圧縮・高音質)apt-X(低圧縮・高音質)の3種類があります。
AACはiPhoneユーザー向けですが、逆にapt-XはiPhone非対応なので気をつけましょう。
耳へのフィット感
どこにいってもケーブルが邪魔をせず、引っかかったりする心配がないので扱いやすいのがメリットではありますが、装着感が悪い場合耳からぽろっと取れてしまっては問題です。
落としやすくなってしまうというデメリットを解決するには、耳へのフィット感が大切になります。
また、長時間使っていても耳に違和感を感じないような作りものものを選びましょう。
現在筆者が使っているものは自身の耳にあっておらず、耳の穴に少し大きめなサイズなので長時間利用をしていると耳が痛くなってしまいます。
商品によっては、片方紛失時や故障時の保証がついていることもあるので、商品選びをする際にはチェックすると良いです。
ワイヤレスイヤホンの種類
ワイヤレスイヤホンには、完全ワイヤレス型、ネックバンド型、左右一体型、片耳型があります。
それぞれの説明を簡単にご紹介します。
完全ワイヤレス型
言葉通り、完全にイヤホンが個別になっているので、コードが邪魔になったり、経年劣化によって接続が悪くなることもないでしょう。
この後ご紹介する、apple社の出しているAirpodsがトレンドの先頭を走りました。
ケースに閉まって充電することができます。コンパクトに収納できてかさばらないのが便利です。
左右一体型
ケーブルによって左右のイヤホンが繋がっている、左右一体型です。
会社によってデザインが違いますが、完全ワイヤレス型と違って片方だけ取れてなくなってしまう可能性が低いためスポーツ中にイヤホンを使いたい人にオススメと言えます。
首の後ろにコードを回すBluetooth接続タイプなので、従来の直接デバイスにコードをつなぐタイプのものよりも圧倒的に邪魔になりにくいです。
ネックバンド型
左右一体型にバッテリーが搭載されているデザインです。首後ろから回って固定されているので、使っていないときにもネックレスのようにぶら下げておけます。
つけたときの安定感に人気を集めています。
無くしにくさも、ワイヤレスイヤホンの中ではベストと言えるでしょう。
片耳型ヘッドセット
相手の話を聞くイヤホンと、自分の声を届けるためのマイクが一緒になった機能を持ちます。
主にはパソコンと繋げてテレビ通話をしたり、ドライバーとの情報伝達に利用する際に使えます。
骨電動型
鼓膜を振動させて音を聞くのではなく、骨電動を使って音を感じるタイプです。
こめかみ部分に振動を与えることによって音を聞きます。
他のイヤホンやヘッドセットとは違い耳の穴を塞がないので、外の音も問題なく聞くことができます。
音漏れがしてしまいやすいのは注意点です。
おすすめの商品を紹介!
ワイヤレスイヤホンにも用途や目的によって適している種類が違うことをわかって頂けたところで、おすすめの商品をご紹介していきます!
ソニー(Sony)
- 継続再生時間:6時間
- ノイズキャンセリング有
- 付属のケース充電で24時間バッテリー継続
完全ワイヤレス型のSonyのモデルです。
ノイズキャンセリング効果が高いことに加え、耳に3点で支えるつくりを採用しているため、フィット感にも優れています。
Bose
- 最大5時間の連続再生
- 付属のケース充電で10時間バッテリー継続
- IPX4の防滴仕様
完全ワイヤレス型のBoseのモデルです。
先ほどのSonyのものと比べると再生時間は多少減りますが、防滴仕様のため突然の雨や、スポーツで汗をかいても安心して使うことができます。
Beats
- 最大12時間の再生可能
- 高速充電
- ぴったり装着のイヤーカフ
BeatsはApple社製品との相性が良いです。完全ワイヤレス型とは違いボックスの充電をして持ち歩くことはできませんが、高速充電によって5分の充電をすれば1時間の再生が可能です。
フルで充電しておけば12時間再生できるのも利点と言えるでしょう。
Anker
- 最大5時間の継続再生
- 付属のケースの充電で20時間バッテリー継続
- IPX7の防水機能
IPX7というかなり頼もしい防水機能がついているので、雨の中でもシャワー中でも音楽を楽しむことができます。
独自のグリップフィットテクノロジーにより、しっかりと装着することができます。
Base upテクノロジーに優れていて、流す音楽の低周波音域を即座に分析することで、低音域を約43パーセント増加してくれるという、低価格で性能の高いアイテムです。
JABRA
- 通話に適している
- 最大13時間の継続再生
- ノイズキャンセリング搭載
トリプルマイク搭載により、外部のノイズが軽減され、業務用レベルの高い品質で通話ができます。
最大13時間の継続使用ができるのもポイントです。
海外で人気のデザインです。
Apple
- Apple社製品へ簡単に接続可能
- Siriが利用できる
- 継続再生時間5時間
Airpods with charging caseは不動の人気を誇るApple社のワイヤレスイヤホンです。
Apple社のiPhoneとの愛称は良いですが、Android( アンドロイド)でも利用は可能です。
ただし、iPhone との使用の際には
・耳から外すことで音楽の再生がストップする
・ダブルタップをすると機能が変更できる
・バッテリーの残量が表示される
などといった機能が使えますが、Androidの場合は対応していません。
耳から外すと音楽が停止する機能自体珍しいものなので、あまり気を落とさなくても良いです。
ダブルタップでの機能変更については、iPhoneについているsiriがAndroidでは使えない、というような、Androidユーザーには特に必要のないものであって、停止、再生をすることは可能です。
バッテリーはAndroid自体で確認することはできませんが、「AirpodsforGA」というアプリを入れることで確認できるようになります。
防水機能はついていないので、雨が降ってきたらすぐに外しましょう。
何を重視しますか?
値段、防水機能、音質、デザイン、継続再生時間など気にするべき部分はたくさんありますが、ご自身のライフスタイルを視野に入れて、何を重視するかが一番のポイントとなるでしょう。
もちろん全てが完璧に揃っているのが理想的ではありますが、天秤にかけて理想に一番近いものを比較して見ましょう。
筆者にも特定のブランドへの妙なこだわりがありましたが、詳しく調べた結果現在は、機能と価格のバランスであると感じています。
みなさんも、最高の相棒に出会うことができれば嬉しいです。