ウクライナのイースターエッグとは?ピサンキ作り方紹介!カラフルで可愛い伝統工芸の卵【手作り】

ウクライナの伝統工芸ピサンキ!イースターエッグの作り方 Life Style

ウクライナの伝統工芸である「ピサンキ」は、本物の卵の殻をろうけつ染めして作り出す美しい柄のついたイースターエッグです。

今回はそんな美しいウクライナのイースターエッグ、ピサンキ(pysanky)の柄の作り方をご紹介します。

イースターは日本でも流行し始めたのと同時に、可愛らしいイースターエッグを作りたいと考える人も増えています。

ピサンキも、難しそうに見えて実はとってもシンプルで簡単に作れてしまうので、是非挑戦してみてくださいね♪ ( 道具は必要になりますが^^;)

  

この記事でわかることはこんな感じです♪

  • ピサンキとは何か
  • ピサンキの作り方
  • ピサンキの購入方法
  • ピサンキを作る材料の購入方法

それでは始めます!

  

イースターエッグ:ピサンキとは?

  

本物の卵を染色しながら柄を書いていく手法です。

模様は様々で、動物や草、花、鳥、魚、幾何学模様などがあります。全ての模様に意味があると言われていて、場面に応じて使われ方も様々です。

家族や仲良しな友達と作ったものを交換したり、好意を示す贈り物にしたり、家畜が子供を産むことを願ったりなど、ウクライナではお祈りやおまじないとして親しまれています

  

  

色やデザインは無数にあるので、みていて飽きないと思う人も多いはずです。

作ってから何年も経っているピサンキの卵は、色褪せることもなくその時のままの状態を保っています。

  

イースターエッグ:ピサンキの作り方

  

ピサンキの作り方をご紹介してくださっているYouTube動画があるので、まずはこちらを観ると分かりやすいと思います。

とは言え何が起きているのか動画だけだと分かりにくいと思うので、作り方を順序立ててご説明しますね。

★ピサンキの作成に必要な材料★

  • キスト(柄を描くための専用ペン)
  • 蜜蝋 ( 専用のろう)
  • ろうそく
  • 染料(好きな数)
  • キッチンペーパー

  

卵を洗って乾かす

酢の入った水でしっかり洗います。卵の殻にはサルモネラ菌などがついていて中毒の原因になるので、しっかり洗っておきましょう

洗ったらしっかり乾かします。

次の工程の「卵に穴を開ける」後にも水を流して卵の中を洗うことをおすすめします。

しっかり洗って乾かしておかないと、腐敗臭の原因になるので気をつけてくださいね!

中身を抜いた後の卵の殻は非常に割れやすいので気をつけて洗ってくださいね!

  

卵に穴を開けて中身を出す

画像引用:google arts & culture

  

卵の中身を出す必要があります。中身が腐ってしまっては長期保存ができなくなってしまいますからね。

卵の尖ってるトップとボトムの部分に穴を開けて、写真のように息を吹きこんで中身を出していきます。

千枚通しなど尖ったものを使いましょう。爪楊枝だと殻が硬くて穴は開きません。

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中身は爪楊枝を差し込んで黄身を潰しておくと出て来やすいです。

中身はスクランブルエッグや卵焼きなどにして美味しく頂きましょうね♪

  

  

穴をあけて中身を出したので、作った卵には穴が空いています。

気になる方は作り終わってから楼をつけて塞いだり、ビーズなどをつけてしまっても良いかもしれませんね。

  

蜜蝋で絵を書いていく

写真引用:Craft Studio Karakusa

  

キスト(キストカ)というペン型の道具に蜜蝋を流し込み、絵を描いていきます。( キストはAmazonや楽天には売ってないので、購入方法は後述します。)

ろうそくに火をつけておくと、蜜蝋を溶かす際や、ペン先のろうが固まってきたときにすぐ溶かしやすいのでおすすめです。

  

【色の付け方】

染料(染め粉)を溶かした水に卵を沈めることによって、卵の柄や全体の色を付けることができます。

色水につけて濡れている卵をキッチンペーパーで包んで水気をとります。色水についた色がそのままついてしまうので、タオルなどでふく場合は色が染まってしまっても良いものを選びましょう。繰り返してふく場合には色落ちも注意です。

染色した部分の上から蜜蝋を塗って色の保護をすることにより、違う色の色水に卵をつけたときに色が混ざることなく模様として残ります。

つまり、その柄の希望の色の色水を作って、卵を染めてから柄を描き始めます。

段階ごとに蜜蝋で柄を描き、その都度色水につけ、また柄を描く、という繰り返しになります。

色を重ねていくことになるので、薄い色にしたい柄から先に描いていきましょう!

  

  

染料の色はあればあるほどカラーバリエーションが楽しめます♪混ぜて使うのもオリジナルの色が作れるので面白いです。

  

ろうそくに火をつけて蜜蝋を溶かす

全ての柄を描き終えたら、ろうそくの火に卵を当ててろうを溶かしていきます。

ろうを溶かすと、描いた柄が出て来ます。

完成です!

  

  

ピサンキのイースターエッグ購入方法

  

ピサンキのイースターエッグを購入してみたい!という方に、手軽に購入できるサイトを2つご紹介します♪

  

▶︎【minne(ミンネ)

▶︎【Base(ベイス)

どちらも手作りの商品を販売しているサイトです。サイト内で「ピサンキ」と入力すると、数人の作者さんたちが作った素敵なデザインのピサンキの卵を販売しているので、閲覧してみてくださいね♪

  

ピサンキのイースターエッグを作る材料購入方法

  

ピサンキを作ってみたい!という方は、作成キットを【Base(ベイス)】から購入することができます。サイト内で「キストカ」と検索してみてください。

また、>>Craft Studio Karakusa さんからも購入可能です。キストや蜜蝋はBase(ベイス)から購入した方が安いですが染料は販売していないので、Craft Studio Karakusaさんから購入してみましょう!

  

ウクライナの伝統工芸なんてどこで知ったの?と思われる方もいらっしゃると思います。

筆者がピサンキを知ったのは、カナダで1年留学をしていたときのホストファミリーのおかげです。筆者のホストファミリーはひいおじいちゃんの代がウクライナ出身だったので、伝統工芸を教えてもらうことができました。

普通に生きていれば知ることもなかったような、非常に貴重な経験になったと思っています。

留学に興味がある方は、まずは無料の留学エージェンシーに相談してみると良いですよ。手続きから現地でのサポートまで無料でやってくれます。

【参考記事】留学したいけど何をすれば良いの?ひとまず無料で相談に乗ってくれる留学エージェンシーに相談してみよう!なんで無料なのかもカラクリを説明します

  

今回は以上です!

それでは、ピサンキ作り楽しんで下さい♪

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