オーストラリアで生活をして10ヶ月が経つ筆者が、カナダの英語と比較して答えを出します。
オーストラリアの英語には訛りがあるから気になる、学ぶ場所として適していないのではないか、という方がいます。
この記事ではそんな方々の疑問に答えていきます。
結論から言うと
オーストラリアで英語を学ぶのは賛成!
それでは簡単に理由を説明させて頂きます。
英語のアクセントは個性
日本語で考えてみてください。
東京出身の人と大阪出身の人、どちらも日本語を話していることに変わりはなくても、印象や言い回し、響きが全然違いますよね。
日本語を勉強する日本国外出身の人が大阪に行って大阪弁で日本語を勉強していたからと言って、標準語を話す日本語ネイティブである人は、彼らの話す地方訛りの日本語がダサいと言うでしょうか?
東京の話し方が良いと言う人、大阪弁が好きな人、福岡や広島弁が気にいる人などそれぞれいますよね。
日本語は日本国内でしか共通言語にされていないのでピンとこないかもしれませんが、英語の場合も同じです。
アクセントは生まれ育った土地を表現するツールであって、英語に訛りがあるからいけないわけがないのです。
そもそもオーストラリアにいれば、カナダのアクセントはカナダ訛りだと言われます。
住んで英語を学んだ国以外の場所に行って初めてその英語はなまっている、と認識されるのです。
国が違えば英語のアクセントが違う
なまっているから嫌だ、と言う方が基準としているのは、アメリカ英語でしょうか?
だとすれば、そもそも英語はイギリスから発祥しているものなので、イギリス訛りでない英語を話す人たちは全員どこかしらの訛りを持っていることになりませんか?
とは言えイギリス内でもアクセントがあります。
イギリスにいれば、相手の訛りを聞いてイギリスのどの地方出身なのかがわかってしまいます。
✔️日本語なまりから抜け出すのが難しい
あなたが日本語を母国語としているのなら、おそらく日本語訛りの英語を話すところから始まるでしょう。
それをネイティブ並みのアクセントにするには、かなりの時間と努力を要します。
そして、その訛りをマスターできるくらいのレベルになれば、どこの訛りにもこだわりを持たなくなっているでしょう。
なぜなら、あなたはもう英語が話せることに変わりないからです。
✔️その国が好きならその国のアクセントも好きになる
そのレベルになってその国の訛りが好きでない、自分がその国の訛りになってしまったのが嫌だ、と言う人は、きっとその国が自分に合わなかったのでしょう。
その国での生活が楽しくて、その国を好きだ、と言えるような留学ができれば、どの国のアクセントでも誇りを持つことができるものです。
英語が訛れるレベルになるのは難しい
上記でも触れたように、日本語訛りを抜け出してその国のネイティブ並みに話せるようになるのは簡単ではありません。
これは現地で英語を勉強してみて痛感するはずです。
そんな中でもしっかり努力をした人は、ネイティブのように話せるようになっていきます。
そんな人たちに出会ったとき、きっとあなたは感銘を受けます。
日本人でもこんなにネイティブアクセントで話せるようになるのか、と。
アクセントを身につけること自体が難しいことを感じながら英語を学んでいくことになるからです。
現実世界では現地のアクセントで流暢な英語を話している日本人にまだあまり出会ったことがないのですが、筆者がよく出没するTwitter上では何度か動画を拝見させていただいたことがあります。
彼らは見事なオーストラリア英語を身につけていて、流暢に話す姿はかなりカッコ良いです。
英語を話せるようになる努力から始めよう
留学に行くと勝手に英語がペラペラになる、と勘違いをしている人がいます。(過去の私です)
まず、これが大きな間違いなので、アクセントがどう、というよりも先に英語が口から自然と出てくるようになる練習をしましょう。
日本語と英語はまるで別の言語なので、生半可な努力では英語を流暢に話すようになることは、まず難しいです。(超頭の良い人は別かもしれません)
留学で英語が話せるようにならないことを解説した上記事も合わせて読んで頂ければ納得頂けると思います。
実際筆者の周りでも、1年留学やワーホリをして簡単な文章であれば言えるようになりました、という人はたくさんいますが、流暢に話せるようになった人はあまり見かけたことがありません。
それでも、努力をすれば人に驚かれる程度までには英語が話せるようになります。
ちなみに筆者自身が1年のカナダ留学でつちかった英語力を披露している記事は上記になります。
記事内に貼り付けている動画は全て英語で話しているので、良かったら参考までにのぞきに来てください。
英語が話せるようになるためは実践あるのみ
自分のアクセントがどう、の前に、アクセントが聞き分けられるようになるまでに時間がかかるのも事実です。
聞き取れないものを話すことはできないです。
筆者の圧倒的おすすめは、実際に声に出して発音する機会を作ることです。
重要なのは、ネイティブスピーカーと話すことです。
なぜなら、一人で発音していると間違っていたり、言い回しが文法的には正しくても不自然であった場合に気づくことができないからです。
自分の英語に聞きなれて独自の英語を話してしまっていては、実際は誰も聞き取ってくれません。
自分の間違いを躊躇なく、かつ優しく教えてくれる人がいると英語の伸びは圧倒的に差がつきます。筆者にとってはそれがホストブラザーでした。
英語の専属先生になってくれる人を見つけたいなら、英会話学校に通ったり、オンライン英会話をするという選択肢が一番効率的です。
オンラインの英会話レッスンを受けることができるサイトは別記事でまとめているので、活用して練習するのがまずは第一歩でしょう。ちなみに全部体験レッスン無料です。
行動をしないと実力がついてこないのは言うまでもありませんね。
✔️発音は努力次第で良くなる
日本人なまりを抜け出すのは難しいとは言え、抜け出した人たちがいるのも事実です。
正しい方法で努力を続ければ、いつか人に驚かれるくらいネイティブ発音で話せるようになります。
発音が綺麗になりたいのであれば、こちらの記事に努力の方法を詳しくまとめているのでチェックしてみてください。
筆者はこの記事で紹介した方法を使って、ネイティブにネイティブと間違えられる程度まで発音を強制することができました。
✔️行動力が実力の鍵
日本語アクセントが抜けない・・・という方はまずは上記の記事を参考にして頂き、もう一度言いますが行動に移してください。
今日から全てに取りかかれ、と言うと頭が混乱してしまうので、1日に1つで良いのでやってみましょう。
明日はもう一個やって、明後日は昨日のことを思い出しながらもう一個に取り掛かってみてください。
何かを始めてみない限りは、今のままで現状が変わることはありません。
結果を出したいなら行動あるのみ!
【関連記事】海外ドラマを使って英語の発音練習をしよう!観ているだけじゃ意味はない?正しい発音矯正方法を紹介します