ZV-E10対応レンズ「Sony 35mm F1.8」の使用感レビュー

ZV-E10の初レンズ「Sony 35mm F1.8」の使用感レビュー Blog

先日、人生で初めての「ミラーレス一眼レフ」として、Sonyの「ZV-E10」を購入しました。

ZV-E10は、別途でレンズの購入が必須のカメラです。
初レンズとして選んだのは「Sony 35mm F1.8」の単焦点レンズ

結論、個人的にはこれを初レンズとして選んで間違いはなかったと思います

Komugi
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結論、スマホ撮影にしか慣れていない超初心者にはおすすめしません

なぜなら、画角が狭すぎて使い心地が悪いから!

代わりにわたしが圧倒的におすすめするのは、2台目として購入したレンズ「SIGMA 18-50mm F2.8」です!6万円ちょいで買えます。

「SIGMA 18-50mm F2.8」についてはいまレビュー記事をご用意しているので、少々お待ちを。

とはいえ、「Sony 35mm F1.8」がとても良いレンズなのは間違いなく、中級者寄りの初心者であれば使いこなせるかもしれません。

背景のばやけ感を大切にしたい人や、夜間の撮影が多い人など、撮影の目的によっては「Sony 35mm F1.8」をおすすめします。

この記事でわかること!
  • Sony 35mm F1.8の使い心地
  • 初心者のレンズの選び方
  • 選んで正解だと思ったメリット
  • 使ってみて気づいたデメリット
  • 目的別におすすめする他レンズ

わたし自身が初めてのレンズ選びということで、かなり調べてから購入しました。
でも、説明してくれる人はだいたいプロの方なので、初心者にも使いこなせるのかイマイチぴんとこなくて…。

そこで今回は、レンズもカメラも初心者のわたしが、初心者としてレンズの使い心地をレビューします。

Sony 35mm F1.8で撮影をした事例も挙げていくので、これからVlogカメラやレンズの購入を検討している方は参考にしてみてください。

Komugi
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あくまで初心者が初心者に向けて、初心者なりの理解度で感じたレビューです。
プロには笑われてしまう内容とは思いますが、初心者目線で「良い」と「悪い」がわかるようにお伝えします。

↓今回ご紹介するレンズはこちら

  1. 初心者必見!レンズ4タイプの違いとは?
  2. 結論:Sony 35mm F1.8はVlogerに使いやすい
  3. 【スペック】Sony 35mm F1.8の特徴
    1. Sony 35mm F1.8とiPhone11の画角を比較
  4. 【メリット】単焦点レンズSony 35mm F1.8の良い点
    1. Sony 35mm F1.8のメリット①:ボケ感が強く出る
    2. Sony 35mm F1.8のメリット②:価格が安い
    3. Sony 35mm F1.8のメリット③:動画も写真も楽しめる
    4. Sony 35mm F1.8のメリット④:持ち歩きやすい
    5. Sony 35mm F1.8のメリット⑤:純正で手ブレ補正が効きやすい
  5. 【デメリット】単焦点レンズSony 35mm F1.8の気になる点
    1. Sony 35mm F1.8のデメリット①:画角が狭い
    2. Sony 35mm F1.8のデメリット②:広角はレンズ付け替えが必要
      1. 広角もレンズ1本で対応したいなら:標準ズームレンズがおすすめ
  6. 【標準ズームレンズ】こっちにしても良かったかなというレンズ
    1. Tamron 17-70mm F2.8:価格おさえめで1本でなんでもこなせる
    2. Sony 16-55mm F2.8:高くてもレンズ1本で完璧な撮影がしたい人向け
    3. 結論:初心者VlogerさんならTamron 17-70mm F2.8でOK
  7. 【広角レンズ】全体図を撮りたい人なら必要なレンズ紹介
    1. Sony 10-18mm F4:自撮りで手ぶれ補正が必要な人向け
    2. Tamron 11-20mm F2.8:純正にこだわらない広角ズームレンズが欲しい人
    3. Samyang 12mm F2:純正にこだわらず単焦点で良い人
  8. 結論:最初はSony 35mm F1.8か標準ズームレンズがおすすめ

初心者必見!レンズ4タイプの違いとは?

まずカメラ初心者さんは、そもそもレンズで何が変わるのか、ご存じでしょうか?笑

基本的にはレンズを変えることで「画角(撮影範囲の広さ)」や「明るさ」、「画質」が変化する、と思っておけばOKです。

カメラ本体のスペックにも引っ張られる部分ではありますが、高級カメラを使っても、目的にあっていないレンズでは理想的な撮影はできません

初心者がまず選択すべきレンズのタイプは、4つあります。

初心者が悩むレンズタイプ3つ
  • 広角レンズ:広角に特化しているレンズ
  • 標準ズームレンズ:広角から至近距離まで撮影可能
  • 単焦点レンズ:画角が1つだけのレンズ
  • 望遠レンズ:遠くにあるものをアップで撮影可能

撮影の目的にあわせて、いずれかのレンズを選ぶことになります。

Vlogを撮影するならだいたい「広角レンズ」か「標準ズームレンズ」「単焦点レンズ」を選んでおけば対応できます。

Komugi
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ZV-E10で自撮り撮影を多くするなら、広角対応のレンズを購入してください!

じゃないと画角が狭くなり、画面いっぱいが顔面になってしまいます。

今回ご紹介する「Sony 35mm F1.8」は、画角が35mmだけの「単焦点レンズ」に分類されるレンズです。

結論:Sony 35mm F1.8はVlogerに使いやすい

価格は3-4万円で他のレンズと比べてもお手頃なので、初めてのレンズとして候補に上がりました。

撮影目的によって選ぶべきカメラやレンズは異なるので、参考までにわたしの場合の用途目的を下記にお伝えしておきます。

個人的なレンズ選びの背景
  • Vlog用の動画撮影がメインの用途
  • 外で自撮りをする予定はほぼない
  • 至近距離のインサート動画をメインに撮影予定
  • ボケ感を重視
  • 手ブレ補正はそこまで重視しない
  • 手軽に持ち歩けるサイズが良い

画角を広く撮影したり、野外で歩きながら自撮りをするのは、すでに持っているGoProに任せる予定でレンズを選びました。

レンズ選びのテーマは、「至近距離の動画を、ボケ感美しく撮りたい!」です。

そこで最終的に選んだのが「Sony 35mm F1.8」の単焦点レンズです。

Komugi
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わたしがしたい撮影には、このレンズがぴったりだと判断しました

とはいえメリットとデメリットがあるので、特徴とあわせて解説していきます。

【スペック】Sony 35mm F1.8の特徴

カメラやレンズに初めて触れる人としては、数字やらアルファベットを見るたびに「なにそれ」ってなると思います。

「Sony 35mm F1.8」と言われても、「mmってなに」「Fってなにを表す数字なの」と思いますよね。

初心者がレンズを選ぶときに必要な専門知識は、下記の通りです。

覚えておくと便利な単語
  • mm数:数字が小さくなるほど広角
  • F値:数字が小さいほど暗闇でもキレイ&ボケ感が強く出る
  • 単焦点レンズ:画角がほぼ固定されたレンズ
  • 標準ズームレンズ:広角から至近距離まで撮れるレンズ
  • 広角レンズ:広角に特化したレンズ
  • マウント:カメラのブランドにあわせて作られたレンズ

わたしのようにiPhoneのカメラ以外に触れたことがないような初心者さんでも、「景色全体を撮りたい」とか「画質が高い方が良い」くらいのことはわかるはず。

とりあえず、

景色全体を広く撮りたいなら「低mm」
暗いところでも画質良く撮りたいなら「低F」

と覚えておけばOK。

「mm数」に関しては良し悪しではなく、撮りたい画角の範囲によって選ぶものです。
「F値」に関しては数字が低いものを選んだほうが、画質が綺麗になるのでベター。

と言われても、「数字が高いとか低いとか、なにが基準がわかんないよ!」と思いますよね。

たとえば普段わたしが使っている「iPhone11」のカメラを基準に評価してみます。
するとSony 35mm 1.8Fのスペックとしては…

35mm:距離が近め、画角が狭めの印象になる
1.8F:暗いところでもかなりキレイに撮れる

こんな印象があります。

iPhoneでは見えている景色がわりとそのまま映るのに対して、Sony 35mm 1.8Fでは画角が狭くなります。見えている景色の一部だけクロップされたような感じです。

Komugi
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初心者的な感覚を述べると、35mmはかなり狭いので広角を撮りたい人は選んじゃダメ!
けど、F値1.8はレンズの中でもかなり高レベル、暗い場所でも画質が良くて◎。

ここでもう一度、わたしが求めるレンズの利用目的と照らし合わせて答えあわせをすると、下記になります。

  • 35mm:画角は狭いけど、目的は至近距離のインサート動画撮影なのでOK
  • 1.8F:ボケ感が強く出て暗い場所での撮影でも画像が綺麗でかなり◎

ということで、わたしが撮りたい動画の撮影にはぴったりなレンズだった、というのが答えです。

Sony 35mm F1.8とiPhone11の画角を比較

iPhone11で撮影

まず、iPhone11の画角が上記です。

特にいじることなく、デフォルトで撮っています。

次に同じ場所からZV-E10にSony 35mm F1.8レンズをつけて撮影すると、こうなります。

ZV-E10にSony 35mm F1.8レンズで撮影

撮影モードをわたしがミスっているせいで全然綺麗ではないですが、画角だけ見ていただければと思います…。

Komugi
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使いこなせていない初心者感が満載ですみません。

撮影できる幅が、かなり狭くなっているのがわかるでしょうか。

ZV-E10にSony 35mm F1.8レンズで撮影

こちらは設定をオートにして撮影したものなので、色はもうちょっとまともになってるかな。

でも同じ場所で撮っていないので、画角が分かりにくいですかね…申し訳ない。

Komugi
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初心者がカメラを使いこなすのはわりと難しい、ということが分かりましたが、撮影はかなり楽しいです。

とにかく、画角の違いを理解してもらえていれば幸いです。

【メリット】単焦点レンズSony 35mm F1.8の良い点

Sony 35mm F1.8を利用して撮影してみたところ、感じたメリットは下記です。

  1. ボケ感が強く出る
  2. 価格が安い
  3. 動画も写真も楽しめる
  4. 持ち歩きやすい
  5. 純正で手ブレ補正が効きやすい

今までわたしはiPhoneとGoProを利用していたのですが、「ZV-E10」と「Sony 35mm F1.8レンズ」のコンビネーションでの撮影には驚きが多かったです。

Komugi
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iPhoneやGoProとは撮影するときの感覚が全然違います!

なんというか…本格的。笑

まずは、Sony 35mm F1.8の良い点からご紹介します。

Sony 35mm F1.8のメリット①:ボケ感が強く出る

ZV-E10にSony 35mm F1.8レンズで撮影

ボケ感のために選んだと言っても過言ではないので、まずは「ボケ感」の美しさからご紹介。

まさに「接写が強い」という使い心地で、近くのモノや室内での撮影時に、驚くほど雰囲気を出してくれます

ちなみにiPhone11で撮影すると、下記のようになります。

iPhone11で撮影

同じように撮影しているはずなのですが、iPhone11ではボケ感が出ないため平坦な印象になります。

ボケ感が出るだけでなんとなく「うまい人の撮影」という印象になる気がしませんか?(初心者らしい浅はかな発想ですが)

Komugi
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Sony 35mm F1.8で撮影するだけで、写真が上手くなったように感じます。笑

Sony 35mm F1.8のメリット②:価格が安い

Sony 35mm F1.8は3-4万円で購入できるので、レンズの中ではお手頃な方です。

カメラの「ZV-E10」も10万円以下で購入できるので、お手頃価格のミラーレス一眼レフカメラに分類されます。
つまり、ZV-E10を購入する人はそもそも「とにかく安く始めたい」という人が多いのかと。

お手頃価格でカメラを始めたい人なら、高価なレンズを購入するのも抵抗があるのでは?

Komugi
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Sony 35mm F1.8なら、カメラとあわせても15万円以下で始められるのが魅力!

ZV-E10とあわせて気軽にカメラを始めたい、という人にぴったりなレンズです。

Sony 35mm F1.8のメリット③:動画も写真も楽しめる

写真撮影の感想としては、「接写が強い!」です。

遠くを撮るよりも、近くにあるモノを撮影する方が得意なのかな。

Komugi
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上手な人なら関係ないのかもですが…。

野外でも屋内でも、近くのモノを主人公にして写真を撮るのに向いています。

近くのモノに焦点を当てると背景にボケ感が出るので、何をとってもわりとサマになるんです。

動画としても、VlogのBロール(インサート動画)として接写が必要なときに、良い感じの雰囲気を出してくれます。

Sony 35mm F1.8のメリット④:持ち歩きやすい

レンズが小さいので、レンズをつけたままカメラを持ち歩きやすいです。

これ以上長いレンズを選ぶと、重くなったり、ぶつかりやすくなってしまうかなと。
たとえば下記でご紹介する「標準ズームレンズ」は万能ですが、Sony 35mm F1.8などの単焦点レンズと比べると、どうしてもレンズが長くなります。

Sony 35mm F1.8はまさに、ミラーレス一眼カメラをかわいく持ち歩きたいときにぴったりなサイズだと思います。(個人的な感想ですみません)

あんまりゴツい感じで「カメラ持ってます!ガチ勢です!」みたいに主張が強くなるのはイヤだったので、コンパクトにおさまるのが個人的には嬉しいです。

Komugi
Komugi

もっと撮影が上手くなったら、大きくて主張が強いレンズを持ち歩きたいな。

まだ下手すぎて、堂々とするのが恥ずかしいです。笑

Sony 35mm F1.8のメリット⑤:純正で手ブレ補正が効きやすい

Sonyの純正カメラなので、動画撮影をするときの手ブレ補正が効きやすいのもメリットです。

わたしはVlogを撮る目的で購入しているので、手ブレはできるだけ避けたいんですよね。

純正ではないレンズを使ったことがないですが、確かに撮影時にスムーズに動くような気はします。

【デメリット】単焦点レンズSony 35mm F1.8の気になる点

単焦点レンズを使ってみて感じたデメリットは、主に画角の狭さ問題ですね。

それ以外には、F値も1.8まであり暗くてもかなり綺麗に撮影できるので、高スペックです。

  1. 画角が狭い
  2. 広角はレンズ付け替えが必要

そもそも単焦点レンズなので、「35mmの広さで撮りたい!」という人が購入するもの。

なので画角が狭いことに文句を言うのはズレている話ではあるのですが、「所有する唯一のレンズとして選ぶとしたら」という視点で読んでいただければと思います。

Sony 35mm F1.8のデメリット①:画角が狭い

ZV-E10とSony 35mm F1.8レンズで撮影

ZV-E10本来にズーム機能があるので多少ズームはできますが、画角はどうしても35mmの範囲内から抜け出せません。

スマホでの撮影に慣れているわたしとしては、35mmの画角はかなり狭め。

個人的にZV-E10は野外でのVlog撮影用に買いましたが、広角はGoProに頼ることになってしまいました。

Sony 35mm F1.8のデメリット②:広角はレンズ付け替えが必要

何度もお伝えしていますが、Sony 35mm F1.8では広角撮影ができないです。

たとえばお店の全体図を撮りたいときや、景色を広く撮影したいときには、広角対応のレンズが必要になります。

もともとわたしは動画のインサート撮影を目的に購入しているので、個人的には画角が狭くてもOKなのですが…正直、写真撮影のときにちょっと不便です。

スマホの画角の広さに慣れてしまっているので、特に狭く感じます。

わたしはGoProを持っているので、広角での撮影時には使い分けようと思っています。

広角もレンズ1本で対応したいなら:標準ズームレンズがおすすめ

使っていると「1本で全部撮れたら良かったのになぁ」と思ってしまったので、広角にも対応できる「標準ズームレンズ」を選んでしまえば良かったかな、とは感じました。

広角にも対応している「標準ズームレンズ」なら、1本で撮影の幅が広がります。

画角を「狭い〜広い」まで、自分で調整できるのが、標準ズームレンズです。

「カメラ1台、レンズ1本だけで完結させたい!」という人は、下記で紹介するレンズをおすすめします。

Komugi
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それでも単焦点レンズ(Sony 35mm F1.8)を選んだのは、標準ズームレンズの方が価格が高く、レンズが長くなるのが気になったからです。
下記で詳しく解説します。

【標準ズームレンズ】こっちにしても良かったかなというレンズ

標準ズームレンズは広角から至近距離まで、ズームに対応しているレンズのことです。

ただし、標準レンズや広角レンズと比べて長さがあるレンズのため、カメラにつけるとレンズが飛び出した見た目になるものが多いです。

ころっとかわいいカメラを持ち歩きたい人や、レンズをつけたままかさばらないサイズで持ち歩きたい人には、単焦点レンズ(Sony 35mm F1.8など)の方が向いているかも。

Tamron 17-70mm F2.8:価格おさえめで1本でなんでもこなせる

標準ズームレンズとして幅広い画角を1本だけで撮りたい!という人におすすめなのが「Tamron 17-70mm F2.8」です。

値段は8万円前後、17-70mmあるので広角から至近距離(ズーム)も対応可能、F値もF2.8あるので暗い場所でもガサガサとしたノイズが入りにくく綺麗に撮れます。

Tamron 17-70mm F2.8がおすすめの人
  • 純正じゃなくても良い
  • アクティブ手ぶれ補正の優先度が低い
  • 1本でなんでもこなせるレンズが欲しい
  • Sonyの純正品より安く買いたい
  • 複数のレンズを付け替えたくない

Sonyの純正レンズをつけるときと比べて、非純正品を使うと手ブレ補正機能が劣ると言われていますが、突然ひどい映像になるわけではありません。

手ブレ補正機能は動画のときに作動するものなので、写真撮影をメインに使う人なら気にする必要はないです。

カメラのプロが「キレイに撮れます」とおすすめしているものなので、わたしだったらこれを購入します。

Sony 16-55mm F2.8:高くてもレンズ1本で完璧な撮影がしたい人向け

値段以外完璧なレンズです。

手ブレ補正がついていて、広角から至近距離も撮れて、画質も良く、F値もじゅうぶん。

ただし価格が13-14万円なので、APS-Cカメラにはちょっと高いかな、という意見。

コレ1本で大体の撮影はカバーできて、手ブレ補正も強いので、値段が出せる人ならこれを選んでおけば間違いないです。

こんな人ならおすすめ

「これ以外のカメラを買う予定はない」
「カメラにハマるつもりはない」
「カメラ1つ、レンズ1本だけで全ての撮影がしたい」

これからもっと高いカメラを購入する可能性のある人なら、ここでお金を使うのはもったいない!

なぜなら、より高性能のカメラにこのレンズが使いまわせるとは限らないから!

カメラによって「フィルター径」と呼ばれるサイズが違い、サイズが異なる場合にはレンズは使えません。ZV-E10およびこちらで紹介しているレンズたちは49mmです。

今後もっと良いカメラを買う予定がある人は、今はTamronにしておくのをおすすめします。

Sony 16-55mm F2.8がおすすめの人
  • 純正にこだわりたい
  • アクティブ手ブレ補正が強いのが欲しい
  • 値段を出せる
  • 1本で全てをこなしたい
  • 複数のレンズを持ち歩きたくない

「お金を出してでも、完璧なレンズ1本だけでキメたいんだ!」という人なら、コレ1本で決まりです。

結論:初心者VlogerさんならTamron 17-70mm F2.8でOK

  • 安さ重視で純正じゃなくてOK:Tamron 17-70mm F2.8
  • 純正にこだわりたくてお金が出せる人:Sony 16-55mm F2.8

わたしが個人的に選ぶなら、断然「Tamron 17-70mm F2.8」です。

なぜなら、強い手ぶれ補正にこだわりたい人は、そもそもZV-E10よりGoProやDJI Pocket2を選んだ方が良いと思うから。

ZV-E10は、両手で持って丁寧な撮影を心がける人におすすめ。

野外で歩きながら自撮りメインに使うなら、DJI Pocket2をおすすめしたいです。
ガサガサと気軽に持ち歩いて広角に撮影したいなら、GoProが向いてます。

というのもZV-E10自体の存在感が大きいので、野外で自撮りをしていると結構注目を浴びるかと…。
ZV-E10は室内など、カメラを三脚に置いて自撮りするのに向いています。

レンズ+自撮り棒で結構重くなるので、ZV-E10を片手で持ち続けるのもちょっとしんどいです。

【広角レンズ】全体図を撮りたい人なら必要なレンズ紹介

もしわたしがGoProを持っていなかったら、広角レンズも検討していたと思います。

広角レンズでは画角が広くなるため、対象物の全体像を取りたいときに必要です。

野外でVlog撮影をするなら、広角が撮れないと不便だと思います。

そこで、「もし次に広角レンズを購入するならこれにしよう」とメモっているものをご紹介しておくので、必要な方は参考にしてみてください。

Komugi
Komugi

画角が狭い単焦点レンズをすでに持っている人や、iPhoneと並行して使う人、景色が撮れたらOKという人におすすめです。

GoProなど、広角にとれるアクティブカムをすでに持っているなら、優先度は低いレンズかなと思います。

Sony 10-18mm F4:自撮りで手ぶれ補正が必要な人向け

自撮りをするなら標準レンズだと画角が狭くなってしまうので、広角に撮れるレンズが必要です。

Sony 10-18mm F4は広角に撮れて、手ブレ補正が強いレンズなので、「歩きながら野外で自撮りをたくさんする」という人にぴったり。

ただし、レンズの値段が6-7万円で、ちょい高めです。

さらにF値がF4で高いため、暗くてザラザラになりやすいのがデメリット。
できればF値は2くらい欲しいかな、と初心者でも思います。

Sony 10-18mm F4がおすすめの人
  • 広角レンズを持っていない人
  • 純正にこだわりたい人
  • 自撮りをする予定が多い人
  • 手ぶれ補正にこだわりたい人
  • かなり広く撮りたい人
  • ボケ感はそんなに必要ない人

せっかくZV-E10本体が安いのに、レンズが高いのはどうかな…
しかも、F値がF4なので、価格に対してボケ感が少ないのも…

というのが、わたしの正直な感想。

とはいえ「ボケ感は近距離撮影をするときだけ出したい」という人なら、これでも気にならないかな。

Tamron 11-20mm F2.8:純正にこだわらない広角ズームレンズが欲しい人

画角はほとんど上記のSony 10-18mm F4と同じですが、F値が2.8でベターです。

8万円ほどかかりますが、F2.8なので暗いところでもキレイに撮影できて◎。

Tamron 11-20mm F2.8がおすすめの人
  • 純正品にこだわらない人
  • 自撮りに使いたい人
  • 暗いところで撮影がしたい人
  • 雑に撮影をする気はない人
  • 写真もよく撮る予定の人

オートフォーカスでも音が出ないので、動画でも気にならないのが優秀だそうです。

ある程度丁寧に撮影をすれば手ブレ補正も効くので、非純正でも気にならないと思います。

Samyang 12mm F2:純正にこだわらず単焦点で良い人

ズームレンズではないですが、広角で撮影できる単焦点レンズです。

ZV-E10本体で多少はズームができるので、初心者ならこれで問題ないかなと思います。

5万円くらいで購入できるので、価格もありがたい!

Samyang 12mm F2がおすすめの人
  • 広角だけ撮れたら良い人
  • 純正にこだわらない人
  • とにかく安く撮影を始めたい人
  • 長いレンズを装着したくない人
  • 自撮りをして歩く予定のある人

Sony純正ではないのでアクティブ手ブレ補正が効きにくいと言われている、とはいえど、そもそも広角での撮影なので雑に撮らなければそこまで気にならないようです。

結論:最初はSony 35mm F1.8か標準ズームレンズがおすすめ

結論、Sony 35mm F1.8を最初のレンズとして選んで後悔は一切ありません

接写がとてもおしゃれに写り、念願のボケ感もキレイで、レンズが小さいためカメラにつけっぱなしで持ち歩くときもかわいいです。

Sonyが出している純正レンズを知っておく、という意味でもどこか安心感があり、初めて選ぶレンズとして適切な選択だったと思います。

でも、ちょっと心残りがあるとすれば…
Tamron17-70mm F2.8の標準ズームレンズにした方が、広角も撮れて快適だったかもしれないと思っています。

Komugi
Komugi

Sony 35mm F1.8で撮影をしようとして気づく「え、近!」という感覚には慣れが必要で、広角撮影ができないのはちょっと歯痒いかな。

広角レンズと付け替えて撮影するのは面倒だし…標準ズームレンズにしておけば、1本で完結した話でした。

結論として、初レンズとして悩むなら、下記の2択です。

おすすめレンズ2択
  • 1本だけで完結させたい人:標準ズームレンズ「Tamron 17-70mm F2.8」
  • 近距離撮影のボケ感を重視したい人:Sony 35mm F1.8

カメラ1つとレンズ1本だけで動画撮影や写真撮影をしていく人なら、標準ズームレンズがおすすめです。レンズが長くなっちゃうのだけ注意。

一方で、GoProなどのアクションカムや、広角に撮れるカメラやレンズを他に持っている人、接写だけ撮れたら良い人なら、Sony 35mm F1.8の単焦点レンズは初心者でも綺麗に撮影できてとっても良いです。

ということで、今回は以上です。

わたしはこれからSony商品だけに絞って、Sonyを愛して生きていきます!

選んだカメラとレンズを相棒にして、みなさんも撮影を楽しんでくださいね♪