スペイン入国前に登録必須!FCSフォームの日本語記入方法と内容

国によるコロナ対策!スペイン入国前に登録必須!FCS health control Formの日本語記入方法と内容 Spain

コロナ感染症が広がり、2020年9月現在スペインへ入国する際には、「FCS Health Control Form」への登録が必要になります。

旅行時を含め、どのようなビザを持っている人であっても、スペインに入国する際には必ずFCS Health Control Formの記入をしておく必要があります

FCS Health Control Formとは、健康状態を自己申請するためのフォームです。

やり方はとっても簡単で、全てオンライン上で完了するので身構える必要はありません。

しかし、FCS Health Control Formは日本語対応をしていないため、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語のいずれかで内容を理解し、質問に答える必要があります。

入力旅行時を含め、どのようなビザを持っている人であっても、スペインに入国する際には必ずFCS Health Control Formの記入をしておく必要があります。

この記事では、FCS Health Control Formの記入内容を日本語で解説します。

>>こちらから申請できます。

FCS Health Control Formとは?いつまでに登録すれば良いの?

FCS Health Control Form日本語記入例

FCS Health Control Formの主な記入内容は以下の通りです。

  • 予約したフライトの情報
  • パスポートナンバーなど自分の情報
  • 今の健康状態
  • 過去14日間に渡航した国

 質問されることに答えて行けば良いので難しいことはありません。

フライトチケットを取ってからいつでも登録を始めることはできますが、一部の内容はスペインに着く48時間前以内に記入する必要があります。

それでは一緒にやっていきましょう!

FSCフォームを登録する流れ

まずSpain Travel Healthの画面を開きます。下記にURLを貼っておきます。

>>https://www.spth.gob.es/

上写真の、これ!と書いてある「individual FCS Form」をクリックします。

必要事項を記入します。

Name:下の名前
Surname:苗字
Passport number:パスポート番号
Flight number:フライトナンバー
Arrival Date:スペイン到着日時
Email:emailアドレス
Confirm email address:上記と同じemailアドレスをもう一度入力

Passport number, ID card or personal identifierはパスポート番号を入力すれば良いです。

フライトナンバーは飛行機予約時にメールアドレスに送られてくるe-ticketに記載されているはずです。

記入ができたら、そのまま下までスクロールして、「I’m not a robot」をチェックします。

場合によっては写真がポップアップしてきます。指定されたものが写っている部分をクリックしてください。

できたら、下の「Yes, I have read and understand the information and accept these terms」をクリックします。

上記の長文に対する同意をする、という意味です。

つまり、「このフォームで書いたことに関して責任を持ちます」といった内容です。

できたらSendボタンを押して1つめのフォームが完了です。

次に進みます。

FCSの1:FCSの本登録に進もう!

Form identifier:自動で入力されています
Passport number:パスポート番号
Security Code:セキュリティー番号

Form identifierは、自動で入力されています。

Security Codeは、先ほど入力したemailアドレスにメールで届いているので確認してください。

できたら「Continue」で進みます。

FCSの2:Flight information フライト情報

Airline:利用する航空会社
Flight number:フライトナンバー
Seat number:座席番号
Arrival Date:到着する日

座席番号は、チケットを購入するときに自分で決めた場合にはe-Ticketに記載されています。

決めていない場合には、まだ席が決められていないため記載されていないことがあります。その場合には、各航空会社のホームページにログインして、好きな席を選びましょう。非常口付近の席はほとんどの場合に有料ですが、多くの席を無料で指定できることがほとんどです。

Name of hotel( if it’s your case):宿泊ホテル名
Name and Street:ストリート名
Apartment number:アパートの番号
*City/Town:シティー/街の名前
*Region/Autonomous city/属する地域
*Zip Code:郵便番号

アスタリスク*が付いている部分だけ必須項目です。他の部分は特に入力する必要はありません。

複数の場所に滞在する予定の場合は、スペインに着いて最初に泊まる場所の情報を入力しましょう。

ホテル名は、ホテルに滞在する場合に記入します。

Regionは選択をする必要があります。わからない場合は、泊まる街をグーグルに入力して検索してみて下さい。ウィキペディアを見ると、RegionかAutonomous cityという表記が出ているはずです。

FCSの3:Travel History 旅行履歴

Please indicate the country of origin of your trip:この旅行の出発国を選んでください
Please indicate all the countries you have traveled to/passed through in the last 14 days.:直近14日間の間に訪れた/通った国を全て選んでください。

最初の質問は、フライトの出発国を選びます。日本に住んでいる方であれば、日本になることが多いはずです。

次に、ここ14日間で訪れた他の国について記入します。

私の場合、記入時点ではフライトに乗っていなかったので、フライトの乗り換えで通る経由国については記入しませんでした。

旅の目的を選択します。

  

この後、健康に関してのフォームに進まずに、別画面に飛ぶことがあります。詳しくは下記で説明します。

FCSの4:Health Questionnaire 健康に関して

Have you been in contact with a person that has been a confirmed case for COVOD-19 during the last 14 days?:コロナ感染がわかった人と14日以内に接触がありましたか?

Have you had any of the following symptoms during the past 14days?:14日以内に以下の症状はありましたか?

Please indicate the symptoms you have:出ている症状をチェック(熱・息がしづらい・咳)して下さい。(症状がある場合)

Have you been to or visited a hospital in the last 14days?:14日以内に病院に行きましたか?

Have you visited any live animal markets in the last 14days?:14日以内に行きた動物が売られている店に行きましたか?

  

答えられたら「save and continue」で進みましょう。

FCSの5:Affidavit 同意書

最後です!内容に同意できればチェックをして、全て完了になります!

内容は、

スペインに入国後14日以内に熱・咳・息が難しいなどの症状が出た場合、家あるいは住んでいる場所で自主隔離し、自分の症状を監視し、正しい健康局に電話をすることを約束します。
そして、提出する情報が正確であることをここに誓います。

問題がなければ、チェックを入れて「End process」からフォーム入力を終わらせましょう!

Your form has been saved successfullyと出たら、登録完了です!

メールにQRLコードが送られてきているので、確認しましょう。

送られてきたQRコードは後ほど読み込んでもらう必要があります。

QRコードは念の為スクリーンショットをしておくと安心です。

お疲れ様でした♪

48時間以上前には登録できません!

この表示が出た場合は、もう一度ホームページに戻って、スペイン入国まで48時間以内になったらアクセスする必要があります。

途中まで入力した部分は登録されているので、病気の症状について回答する部分から登録をすることになります。

「Return to main page」でメインページに戻って、スペイン到着まで48時間以内になったら登録し直しましょう!

「Continue individual FCS Form」をクリックすると、先ほど途中まで入力した続きから入力を開始できます。

FCSはいつ使うの?必要なタイミング

筆者はマドリード空港を利用しました。必要なタイミングは、スペインの空港に入国する際でした。(他の空港を利用する場合は異なる可能性があります。)

FCSの入力が完了したら、メールに届くバーコードをスクリーンショットしておくことをおすすめします。

関税でパスポートにスタンプを押してもらい、スーツケースを取りに行くまでの間でバーコードのチェックを行っていました。

バーコードを機械で読み取るだけなので、とてもスピーディーに完了します。

筆者の場合はスクリーンショットを用意しておいたので、スムーズに入国することができました。

Komugi

ちなみにマドリード空港にあるWi-Fiは繋がるのがはやかったです。スクリーンショットを忘れたときには落ち着いてWi-Fiに繋いでみて下さい!

 

ちなみに空港では誰も英語を話してくれませんが、スペイン語がわからない筆者のような人は雰囲気でついて行けば大丈夫なはずです。

2020年9月現在のスペイン入国状況

スペインは現在日本からの入国を制限していないため、問題なく入国することができます。

しかし、emirates(エミレーツ)航空など一部の航空会社を利用する場合、事前にPCR検査の陰性を証明しなくては渡航ができないなどの規定があるようです。

筆者は今回QUATAR(カタール)航空を利用しましたが、特にPCR検査の結果を用意する必要などはありませんでした。

今後も状況により規定が変わる可能性があるので、各自利用予定の航空会社や大使館の情報を確認するようにしてください。

今後はスペインでの生活について発信していきます!

記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

筆者は2020年9月からスペインでの生活をスタートしました!スペインに興味がある方やスペイン在住の方、これからスペインで生活をする方は是非Twitter@tabi_konnichiwaをフォローをして頂けたら嬉しいです!

主に、オーストラリアでのワーホリ生活やカナダでの留学生活、韓国に10ヶ月滞在した経験について呟いています。

今後はスペイン生活や、スペイン語についても発信していく予定です♪

よろしくお願いします!