カナダ留学当時、「せめて英語の基礎くらい勉強してから行けば良かった・・・」と思うくらいに英語の勉強をしずに渡航して後悔した筆者です。
だからこそカナダに行ってからは危機感(話せないと意思疎通が本当にできないことを痛感した)に追われ、必死で英語の勉強を始めたのですが、必死だったがゆえに勉強ステップは自然と効率的になったと思っています。
この勉強ステップは、英語が全くできないという人でも取り掛かりやすい手順になっているので、この記事を読んだらそのまま勉強をすれば、英語力は伸びるはずです。
この通りにやった筆者は、英語力が伸びました。身を持って証明しています。
- 英語力を伸ばしたい!
- 英語が話せるようになりたい!
- 実践的な英語を身に付けたい!
- 勉強はしたいけど何をすれば良いかわからない!
という人に向けて、踏むべきステップ3つを勉強の始め方から順番に書いています。
ちなみにこの記事は、テストスコアだけを伸ばしたい人にはあまり参考にはなりません。
英文法や単語にはすでに自信があるけど、スピーキング力や会話に自信がない人は別記事もあわせてどうぞ!
【参考記事】スピーキング力を上げたい人必見!私はこの方法でネイティブにネイティブだと間違われるくらい英語が話せるようになりました
今回は、これから実用的に英語を使っていきたいと考えている人に向けて、英語の勉強ステップをご紹介していきます。
英語力が上がれば必然的にテストのスコアもアップしますが、あくまで今回は「話せる英語力」をつけることを目的にお話しします。
留学中の勉強方法ステップ①:毎日単語を覚える
まずは知ってる単語を増やしましょう。
「単語力がないと会話ができない」という基礎的なことに留学を始めてから気づいた筆者は苦労しました。
留学当初は文法を気にして会話をするなんて難易度の高いことはできず、「そもそも言いたいことの単語すら知らない」という状況だったので、何も口から出てきませんでした。
会話のたびに単語を調べて言葉にするだけで、一苦労です。
単語さえ知っていれば、なんとかなることが多いです。
文法ができなくても、意思疎通は可能です。
- 単語を効率的に覚えるコツ:知識で終わらせない!
英単語を覚えるときのポイントは、知識としてではなくて「使う単語」として覚えることです。
覚えようとしている単語を使って文章を作ってみると効果的だよ!
実際に使うシチュエーションをイメージして文章を作り上げることで、覚えた単語が記憶に残りやすいんです。
調べた単語を自分でも口にして使ってみると、さらに記憶に残りやすいのでおすすめです。
留学中なら、知らない単語に直面したときすぐに調べて覚えて、使ってみるというルーティーンをつけましょう。
単語を覚えておけば、「文法がわからないときにもなんとなく全体の雰囲気がつかめる」というミラクルが起こりはじめます。笑
どんな単語を覚えるべきなのかは、下記に詳しく書きます。
ちなみに:電子辞書は単語を覚えたいあなたの味方
留学中にかなり役に立ったのが、電子辞書でした。
大切なのでもう一度言いますが、「こう言いたいのに単語を知らない!」というときは、その場でささっと調べて口に出して言う!これを毎日繰り返すことが大切です。
紙の辞書は重くて持ち歩いてられないですし、調べるのに時間もかかって非効率なので、電子辞書はかなりおすすめです。携帯で調べても良いですが、インターネット環境が悪いときに不便です。
カナダにいたときは、自分の発音が悪すぎて分かってもらえないことも多々あったので、そういう時には電子辞書に発音してもらっていました。笑
電子辞書の画面を見せて、これ!と伝えたりもしていましたよ。
✔️日本でも日常生活で英文を作るのをくせにしよう!
日本で英語を勉強しているという人は、「言いたいことを英語の文にできるのかどうかを試してみる」という癖をつけると良いです!頭の中で練習するだけでも効果があります。
これは筆者自身が日本に帰って来てから暇なときにやっていたことです。
単語を知らなくて言えないことや、文章の作り方がわからない、というときは、その場で電子辞書を使って調べて、しっかりと例文まで目を通すのが大切です。
ちなみにグーグル翻訳などのネット翻訳は情報量が少ないし、調べた記録が残らないのでおすすめしません。
電子辞書についてはもっとお伝えしたいことはあるのですが長くなるので、詳しくご紹介している別記事を貼っておきます。
【参考記事】電子辞書がなぜ留学や言語の勉強に必須なのかを熱弁しました!
電子辞書を持っていることで筆者の生活がどれだけ助けられたのかを紹介しています。
留学中の勉強方法ステップ②:文法書を1度だけ熟読、1冊だけ完璧にする
留学中には、持って行った文法書を1冊だけ完璧にすることを目標にしていました。これが本当に効果的でした。
ちょっとずつ生活上のルーティーンで使う単語を口に出しているうちに覚えてくるので、余裕ができてきたら文法の参考書に目を通していきます。
生活しているうちに、「言いたいことはこの単語を使って文章を作れるはずだけど、どうやって文章にすれば良いかがわからないな」と思うことが出てくるはずです。
筆者の場合それが「現在形と過去形」スタートでした。かなり基礎の文法なので、中学で最初に学んだはずです。笑
【私の実例】
doという動詞があるのをdidにしたら過去形になるのは理解した。じゃあplayを過去形にするとplayedになるっていうのはなんだったの?didはいつ使うの?did playedで良いの?
こんな疑問が出て来たんですね。(筆者の英語レベルがひどかったのは冒頭でお伝えしたと思うので驚かないでください。)
みなさんがよくつまづくところだと例えば、受動態とか現在完了形でしょうか?
文法ができるようになると表現できる幅がかなり広がるので、しっかり勉強すると良いです。
ということで本題に戻ります。ここで文法の参考書を活用します!
同じ単語を使う文章でも、文法を変えると意味が変わります。そういうことに気づき始めたときに、必死で参考書をペラペラして、「そうかこれを受動態で表現したらいいのか」とか、過去形と過去完了形の違いとかを調べまくって、混乱したらまた同じところを読み返して、という勉強の方法をしていました。
あわせて参考にしてみて頂ければいいかなと思います。
世の中にはいろんな参考書が出回っているので、必ずしもこれじゃないといけない!というわけではないと思いますが、絶対に英語力を伸ばしたい!という方はこちらの参考書と英単語帳を使えば大丈夫です。
留学中の勉強方法ステップ③実践を繰り返す
知識は知識で終わらせてしまうと、意味がないです!実践にうつして練習していきましょう!
覚えた単語や文法は、使えるようになる必要があります。
留学中は、「あの文法とこの文法を使うタイミングの違いはなんなの?」と腑に落ちないときが、しょっちゅうあったんですね。
そういうときはホームステイファミリーのお兄ちゃんにバシバシ聞いていました。これが筆者にとっての実践です。
「この単語の使い方がわかんないんだけど例文作って」とか、「これとこれはどういうときに使うの?」とか、「これのニュアンスの違いは?」って容赦無く質問していました。
全部一生懸命考えて教えてくれるお兄ちゃんだったので、今思うとすごくラッキーだったしありがたかったなと思っています。
質問の回答をもらっている間に、さらに知らない単語が出てくることも多いと思います。
無限ループで、知らない単語を覚えていきましょう!
- 周りに英語で会話をしてくれる人がいない場合は?
英語で会話をできる人・あるいは英語を教えてくれる人が周りにいない場合は、「meetup」や「hello talk」というアプリなどを使って言語交換をしてみましょう!
日本語と英語を教えあったりできる友達を見つけて、お互いのスキルを伸ばしあえると良いです。
英語力を伸ばしたい人(英語のネイティブじゃない人)どうしで英会話の練習をするのもありです。とにかく英語で会話をする機会を増やしましょう!
あとは、オンライン英会話教室も活用してみるといいと思います。
オンライン英会話教室のようにお金を払ってレッスンを受けることのメリットは、お金を払っているのでビシバシ質問を飛ばすのも気が引けない、という点です。
友達と一緒にいてわからないことがあるたびに質問するよりも、気軽に問題が解決するのではないでしょうか。
【関連記事】無料でオンライン英会話ができるサイトのまとめ
- オンライン英会話ってなに?
オンライン英会話教室というのは、スカイプやアプリを通して英会話の練習ができるサービスです。英語ネイティブの先生や、日本語も話す先生など、自分にあった先生を選んでレッスンをしてもらえます。
家などのネット環境がある環境であれば、好きな時間に好きなとこからレッスン予約ができるのが便利です。
【参考記事】DMM英会話を体験してみた!本当に効果はあるの?正直に感想を言います
しつこい勧誘もないので、無料の回数だけ使って辞めても大丈夫です。
- 英語力上達に一番大切なこと:実際に話す
一番大切なのは、わからなくても負けずに話す!です。
わからない単語や文法など、つまづくたびにギョッとしてしまうかもしれませんが、「実際に話す」ことが大切です。
たまに休憩しながら積極的に話して、単語と文法を自分のモノにしましょう!
・単語を覚える
・文法を身につける
・実際に話して使ってみる
流れを自分のものにできたら良いループ
英語を話せるようになるための流れを、なんとなくつかんでもらえたんじゃないかと思います。
ここで簡単に今回ご紹介したことのポイントをまとめておきます。
・知らない単語を発見して意味を調べて覚える
・単語を実際に使って文章を作る
・単語の使い方や言い回しがわからないときは文法書を開いて調べる
・それでもわからないときや曖昧なときはネイティブに聞いて身につける
という流れのループが重要です。
とにかく、「覚えたことを使う」つまり「インプットとアウトプットを同時にする」ことは、言語を身につける上で一番大切なステップだと実感しました。
そういった努力が、後々生きてきます。
それでは、健闘を祈ります!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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