WWOOF (ウーフ)は、仕事を手伝ってもらいたいホストと、ボランティアをしたい人を繋いでくれるサイトです。
有機農業での仕事を手伝う代わりに、宿と食事を無料で提供してもらえる、といった交換条件が成り立っているサービスです。お互いwin winということですね!大切なのはGive and Take精神です。
ちなみにWWOOFを使ってボランティアをする人たちは、WWOOFer(ウーファー)と呼ばれています。
★この記事でわかること
・WWOOFerの働き方
・WWOOFの登録時注意点
・WWOOFの利用料金
・利用できる年齢制限について
働くってどういうこと?
農家での仕事はホストによって求められるものが違います。
野菜の栽培の手伝いの他にも、赤ちゃん牛へミルクをあげたり、雑草取り、薪割り、生産物の配送、建物修理、庭作業や動物の飼育など、求められる仕事は様々です。
一日4〜6時間程度、最大で1週間に38時間までの労働時間が推奨されています。
ホスト側はその対価として宿泊先と食事、また有機農業における知識を提供することを求められています。
与えてもらえる部屋は1人部屋の場合以外にも、他のボランティアメンバーとシェアになることがあります。
場合によっては自炊をする必要もありますので、ご自身の希望と照らし合わせてホストを探しましょう。
あくまで家庭に入れてもらうので、助け合いができると良いですね。
国ごとに登録が必要
以前紹介したサイト(例えばworkaway)とは違い、サイト運営が国ごとに分かれています。
つまり、滞在したい国がいくつかある場合は、行きたい国別で会員登録をする必要があります。
登録料金がそれぞれにかかってくるので注意が必要です。
【参考記事】Workawayとは?仕事を手伝って滞在費と食費が無料になるサービスです!利用方法と登録方法を解説します
国単体でWWOOFの事務局運営がない場合は、WWOOF independents に参加している場合があります。
登録国は公式サイトから確認できます。
フィジーやエジプト、マルタ、ウクライナ、ベトナムなど様々な国が登録されていて、「こんなところでも働けるの!? 」と、見ているだけでも面白いです。
利用料金は?
国によって様々です。
例えばWWOOF日本では年間5500円です。2年目からは優遇がされ、なんと2900円、3、4年目は1900円5年目以降は1500円と、年々安くなっていきます。
WWOOF Australia では年間70ドルで会員登録ができます。
WWOOF日本では農家側の登録料の方が高いのに対し、オーストラリアではボランティア側の方が高い設定になっています。
サイトのデザインも各国で違うので、サイト運営が全く別なのがよくわかります。(もうちょっと統一性を持たせてもいいんじゃないかと思うくらいです。)
18歳以下でも働けることがある!
例えばWWOOF日本では16歳から一人前のボランティアとして働くことができます。
あくまで「無料で寝る場所と食事を提供してくれるホストの手伝いをする」ために受け入れてもらうことを念頭におき、子供としてではなく、一人のボランティアとして積極的に手伝いに取り組む必要があります。
15歳以下(登録料無料)の方は大人と一緒にであればボランティアに参加することができます。
親と一緒の場合でも、16歳以上は一般登録料金がかかります。
また、お子さんを連れて一緒に参加することも可能な場合があります。
お子さん歓迎のホストを選ぶようにしましょう。
まとめ
行きたい国が1つに絞られている場合、「有機農家で働いて知識も一緒につけてみたい!」という方はWWOOFを利用するべきです。
「特別に農家じゃなくても良い」「1年以内に複数の国に行きたい」という方は先ほどご紹介したWorkawayの方が、年内に国を行き来しても1回の登録で使い続けられますし他の業種の仕事を探すことができるので便利です。
WWOOFでは、他のサイトでは給与の支払いがある場合があることに対し金銭のやり取りはあまり推奨されていません。
あくまでGive and Takeのボランティア活動であり、気持ちの良いステイを心がけられています。
金銭関係は人間関係のもつれを生みやすくするのでWWOOFではホストとのゴタゴタも起きにくいのがメリットです。
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