オーストラリアのワーホリ中、1ヶ月生活するのにかかった費用をご紹介します。
1年のワーホリ生活を終えたところで、とある1ヶ月(2020年の1月)の間にあった出費の内訳を公開していきます。
費用は内容別に分けてみたので、全ての人にとって必須なものとそうでないものを各自で区別して判断して頂けます。
これからオーストラリアでワーキングホリデーをしようと考えている方のご参考になれば幸いです。
ワーホリ生活1ヶ月でかかった費用合計
2020年の1月の生活にかかった合計金額はズバリ、1519ドル48セント(10万6,364円)でした。
とは言えこの月は、比較的出費の多い月になっています。
内訳はこんな感じです。(1オーストラリアドル70円計算をしています。)
家賃 | 640ドル(44,800円) |
携帯代 | 25ドル(1,759円) |
食費 | 91ドル91セント(6,434円) |
買い物 | 412ドル(28,840円) |
レストラン | 89ドル9セント(6,293円) |
カフェ | 75ドル68セント((5,298円) |
交通費 | 106ドル(7,430円) |
飲み代 | 79ドル(5,530円) |
内訳の内容を少しだけ詳しく説明しますね。
✔️家賃
1月に住んでいた部屋はブリスベンにあるシングルルームで、1週間160ドルでした。
1ヶ月なので、160ドル×4週間分で640ドル(44,800円)です。
水道代やガス代などの光熱費やWi-Fiなどは家賃に含まれていたので、家賃は640ドル丁度でした。
食費は別途でかかっているので別枠で説明します。
✔️携帯代
インターネット代が毎月25ドル(1,759円)でした。(写真は携帯を買ったときのものですが、今回はあくまでインターネット代のみです。携帯の本体代は一括でその前の月に払い済みなので計算には入っていません。)
筆者が使っていたのはALDIで買うことができるSIMカードです。
ロールオーバーができるので、使い切らなかった容量分は次の月に回せたり、インターネットの接続がオーストラリア内で一番早いTelstraのインターネットを使えるので、かなり快適でした。
>>詳しくは別記事で紹介しているので気になる方はあわせてどうぞ。
携帯代も避けては通れない費用でした。
✔️食費
今回は、自炊としてスーパーで買った食品を食費という枠に入れさせて頂きました。
スーパーでの買い物にかかったのが一ヶ月で91ドル91セント(6,434円)、つまり1週間で約23ドルです。
とは言え家には既に調味料やお米があったので、ゼロから生活をするとなるともっとかかるはずです。
更に、この時筆者は飲食店で週5ペースで働いていて、1日に1~2食分はまかないを頂いていました。
1日の1食分が浮くのはかなり大きい実感があります。
まかないが出ていなければ、もう少し費用がかかっていました。(10ドル前後の変化があるはずです)
✔️買い物
ここからは個人差がでる部分です。筆者は412ドル(28,840円)消費しました。
筆者はこの月、少し飛ばしすぎました・・・。(自己反省)
帰国前最後に時間がある月だったので、自分にお土産を買ったり(約160ドル)、友人にお土産を買ったり(約140ドル)。
またこの月は、前月に買い換えた携帯のカバーや携帯リング、スクリーンプロテクターの購入に100ドル以上使っています。
普段はこんなにお金を使うことはないですし(その前の月は新しい携帯を買うのに1500ドルほど使いましたが・・・)各自抑えることができる部分です。
季節にあわせて服を購入したり、仕事着が必要な場合や、コンタクトレンズ(使っている方は)やシャンプーなどの必需品の購入もあることだけ視野に入れておけば良いです。
✔️レストラン
友人と外食をすると、お金がかさみやすいです。この月は89ドル9セント(6,293円)かかりました。
オーストラリアではランチタイムでも1食20ドルは普通です。
20ドルって、自炊をすれば3食を4日間食べられるような金額です。
筆者の場合、週1単位で外食をしていたためこのような結果になりました。
遊びに行く際は家でご飯を済ませてから集まるなど、工夫をすれば節約ができる部分です。
✔️カフェ
昼間にカフェに行くのが好きすぎた筆者なので、外食並みにカフェにもお金がかかっていました。この月は75ドル68セント(5,298円)です。
この中で1度だけ、カフェでご飯を食べているので25ドル分は1回の会計でした。
その他はだいたい、コーヒーにペストリーをつけて10ドル前後になることがほとんどです。
とは言えオーストラリアの素敵なカフェで飲むコーヒーは格別なので、コーヒー好きの方には惜しまないで繰り出して頂きたい部分です。(個人的な意見ですが)
✔️交通費
この月は106ドル(7,430円)かかりました。
筆者の場合、よく友人と集まるブリスベンのCBD(中心部)から電車で30分ほどの場所に住んでいたので、遊びに行くたびに交通費がかかっていました。
片道3ドル前後(時間によって料金が変わるので)だと計算すると、1日え6ドル使っていることになります。
少し遠出をすると、ほぼ10ドル近くかかることもあります。
筆者はこの月に使っていたgo card(日本のスイカやパスモのようなカード)を無くしたので、余分にカード購入代10ドルがかかっています。
また、終電が無くなったため14ドル分はUberで利用しています。
比較として、メルボルンに住んでいた頃は交通費はほとんどかかりませんでした。
メルボルンのCBD内には無料トラムが走っているので、距離があるときにもお金をかけずに移動することができます。
CBD内に住んでいたことも、交通費がかからなかった大きな理由の一つです。
✔️飲み代
この月は79ドル(5,530円)かかっています。
これはカッコよく言えば交際費、筆者風に言うと酒代です。
オーストラリアのバーではビール1パイントで10ドルかかるのが平均的です。
BWSなどのお酒屋さんで購入すると、バーで飲むのと比較してかなり安値で購入することができますが、オーストラリアでは公共の場でお酒を飲むことが許されていない場合がほとんどなので、家で飲むことになります。
この月はカラオケと居酒屋に行ってお酒も飲んでいるので、50ドル分はそこで消えています。
ワーホリ生活1ヶ月の費用、使ったお金は一目瞭然
オーストラリアはカード社会なので、ほとんどの会計をカードで済ませます。
オーストラリアでは、銀行口座のキャッシュカードにデビッド機能がついているものの使用が一般的です。
筆者が利用していたカードも銀行のキャッシュカードなので、使用した金額は2営業日以内にはだいたい明細に表示されます。
現金が必要な場合はATMで降ろすのですが、これも一緒に表示されるので使った額は一目瞭然です。
レシートを残しておく必要もありません。(不良品の返品交換が必要になる可能性があるときや購入を証明したいときにはキープしておくようにしてます。)
今回はそれを元に計算しています。
ワーホリ生活で費用を節約して生活する方法!
✔️自炊する、あるいは
なるべく外食を控えるのは、節約でかなり大切な部分です。
自炊は時間もかかって面倒ですが、節約のためには避けては通れない道です。
【参考記事】栄養のバランスを考えながら節約して自炊しよう!貧乏飯の献立を紹介するよ
ご参考にして頂けるかもしれません。
あるいは、まかないを出してくれる飲食店で働くことです。
筆者の場合は働いてきたほとんどの飲食店でまかないを出してくれましたが、値引きありだけど有料でご飯を提供しているレストランもありました。(ある一定以上の時間を働く場合は無料でまかないを提供するのが法律で決まっているので、不満がある場所はフェアワークに相談してみましょう。)
余ったお惣菜やサンドイッチなどを持ち帰らせてくれるところもあり、かなりありがたかったです。
シェアハウスをしているときは、筆者を含め他にもお惣菜を持ち帰ってきてくれる人がいたので、食費をかなり抑えることができました。
✔️シティー内に住む、あるいは
人と会うことになったり、ショッピングの必要があったり、用事があるときにはほとんどの場合、シティー(CBDなどと呼ばれる中心街)に足を運ぶことになると思います。
シティーに住んでいた頃は、交通費がほとんどかかりませんでした。
都心部にある部屋は需要も高く、郊外と比べると家賃は比較的高値になってしまうこともありますが、そもそも郊外には借りられる部屋の数自体少ないので、案外値段がそこまで変わらない場合があります。部屋を探す際にはよく調べて比較してみてください。
たとえ郊外に比較的安い値段で部屋を見つけられても、交通費を1週間に数十ドル使ってしまったら費用は同じか、郊外に住んだ方が高くなってしまう場合もあります。
特に仕事をシティー内で見つける場合、あるいは見つけたい場合は、シティーに内に住んだ方が合計でかかる費用が安くなる場合が多いです。
あるいは、郊外に仕事を見つけて近くに住むのが良いです。
これはあくまで人と会うのも交通費がかからない範囲で行動する、という前提になりますが、郊外に住むのであれば徒歩圏内でいける範囲に仕事を見つけると、日々の費用を削ることができます。
ある程度部屋が見つかる安値の郊外エリアを事前に探しておいて、そこで仕事が見つかったらすぐに移動できるように動くのが良いかもしれないですね。
とは言え、結局週に何回もシティーやそれ以外の場所に遊びに行くのであれば本末転倒なので、ご自身の生活リズムと照らし合わせて、自分の好きな部屋に住むことをお勧めします。
ワーホリ生活費用、節約よりも大切なのは?
オーストラリアで1ヶ月を生きるのに、どれくらいの費用がかかるのかがなんとなくわかって頂けたかと思います。
オーストラリアで仕事を見つけて(仕事探しは難しいこともありますが)週5ペースでしっかり働いていれば、そこまで節約をしなくても生きていけるはずです。(個人差はありますが)
せっかくオーストラリアに行くのであれば、(危機的な場合をのぞいて)節約ばかりに必死になるのではなく、オーストラリアならではの経験をして楽しんでいくのが良いと、筆者は思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
>>ワーホリで辛かった経験、闇の部分まとめ!楽しいことばかりじゃない?