オーストラリアの寿司屋で働いて感じた【勘弁してくれ】と思う瞬間 海外と日本の比較文化

オーストラリアの回転寿司で驚いたマナー違反 Australia

オーストラリアではいくつか仕事を掛け持ちしつつ、移動しつつ、仕事をかえつつを繰り返して現在、韓国人が経営する寿司屋で働いている筆者ですが、この場をおかりして物を申させて頂きたいと思います。

そんな筆者は大学時代、新宿の寿司屋でもバイトをしていたことがあります。

日本クオリティーのなかなか美味しいお刺身を扱っていたお寿司屋さんで、日本人だけでなく海外からお越しのお客さんたちへの接客をしながら働いていました。

今回の記事では、あの頃に感じなかった、【!?】という瞬間についてシェアさせて頂きます。

原因は文化の違い、育ちの違いなど、仕方がないことばかりなのは承知ではありますが、この記事を読めばいかに日本人として当たり前のマナーや育ちが働く側の仕事を楽にしてくれていたかを実感することができると思います。

寿司をナイフとフォークで食べるとか、お茶碗の白米にお箸を刺しちゃうとか、そう言ったよくある話し以外に、働いているからこそ発見したマナーの違いをご紹介していきます。

日本国外の寿司屋で働いたことがある方だったら、共感して頂けるのではないでしょうか。

ちなみに現在筆者の働いているオーストラリアの寿司屋は回転寿司で、日本の一般的な回転寿司のように同じサイズの丸いお皿に乗ったお寿司を食べた枚数分お金を払う方式です。

オーストラリアの回転寿司で日本人がこんな感じで働いているのか、と眺めるつもりで読み進めていただけたら幸いです。

  

小皿がないと醤油が使えない

  

基本的にはテーブルに2つ、醤油用の小皿を準備しておくのですが、3人以上のグループでお客さんがきたときに小皿を人数分届けに行くことを忘れることがあります。

小皿を人数分渡していないこちらのミスではあるのですが、明らかにスタッフがせわしく働いている中引き止めて小皿を要求されると【!?】となるのは筆者だけではないはず。

日本では一般的に小皿を使っていたかも正直あまり覚えてはいないのですが、基本的には最初にいくつか寿司の皿をとって、2皿の寿司を1皿にまとめて空いた方の皿に醤油を注いで使うのが当たり前だと思っていました。

特にお店の人が忙しそうにしているのなら気をきかせて、お寿司のお皿に醤油を注いで使えば良いや、と思うのが日本人の一般的な発想だと思うんですね。

だからこそ、まるで醤油用の小皿がないと醤油を使って寿司を食べ始められないかのように小皿を要求してくるお客さんには、「頭使って!?」と思ってしまいます。

  

✔️生姜やワサビも小皿

ここでさらに驚くのが、小皿を人数分以上要求してきたと思ったら実は小皿を醤油用、ワサビ用、生姜用で分けて使っているお客さん。

お金を払って食事をしているのだから、もちろん食べ方や食器の使い方は自由であるのはごもっともなのですが、「それは寿司の皿の上でできなかったのでしょうか。」と素朴な疑問を抱きます。

初めて小皿に大量に生姜がのっているまま残されているのをみたときには、新しい寿司の食べ方を発見した気分でした。

  

  

生姜やワサビを10個くらい開ける

  

生姜やワサビは小袋に入っているのですが、ものすごい量を開ける人がいるんですね。

それはもうワサビや生姜しか食べていないんじゃないかと思うくらい、残りカスが大量に山盛りになっているんですよ。

それは個人の好みなので良いのですが、働いている側として一言言いたいのは、開けた袋と開けてない袋をぐちゃぐちゃにして残す人たちです。

なぜ未開封のワサビと開けたワサビを一緒にして山積みにするのか・・・。

お客さんとしては、使わなかったワサビも全て捨ててしまうものだと思うものなんでしょうね。

こちらはそのカスの中から空いていない物を拾って洗って戻しておりますよ。食べ物を無駄にするのは良くないですからね。

  

床に転がる寿司

  

テーブルの下に寿司のシャリ部分だけが落ちているのをよく見つけます。

しかもそれが踏み潰されて地面にくっついているんですよ。

そもそもなぜ寿司を床に落とすという事態が頻繁に発生するのか。

たとえ落としたとして、なぜ拾わないのか。

どうやって寿司を食べるとこんなことになるのかというくらい、ツナやいくら、米粒、とびこが机のみならず椅子にまで飛び散っていることもしょっちゅうです。

これには本当に、なぜここまで寿司を食べ散らかすことができるのかと不思議に思っています。

子供がいた席であればまだ理解のしようがあるのですが、カップル2人で座っていたはずの席が嵐の後かのような状況になって残っていると、フードファイトでもしたのかと防犯カメラを確認したくなります。

中国人がエビの尻尾などの食べカスをテーブルに直置きで残す、という印象は日本で働いていたときもあったのですが、オーストラリアでは人種を問わずよく見かけます。

日本ではよく、「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがあるのとは少し違うとは言えど、席を立つときにはなるべく綺麗に、というのが自然とできる人が多いように思います。

ゴミをお皿の上や横にまとめておかなかったり、お箸や食べカスをテーブルに直置きにして去る人は少ないのではないでしょうか?

汚い残し方をしたら恥ずかしいと思ってしまうほどのような気もします。

  

  

ドリンクを冷蔵庫から勝手に取って行く

  

驚くのが、テーブルに注文用タブレットがあるというのにも関わらず、わざわざ店員が待機している後ろに位置する冷蔵庫まで来て勝手にドリンクを取って行く人たちの多さです。

こういう人は今までレストラン等で働いたことがないから分からないんだろうな、と思うしかないのですが

どこのシステムのドリンクバーだと思ってるんだろうとひたすら不思議に思います。

ここはカラオケ館でもサイゼリアでもありませんよ。(フリードリンクで自由にドリンクバーに行って自分で飲み物をつぐことができるシステムのある日本のカラオケやファミレスです。ご存知ない日本人の方向けに念のため。)

そもそも勝手に取って行ったドリンクをどうやって会計しようというのでしょうか。

テーブルに置かれたものを自動で認知して値段を出してくれるAIが搭載されているとでも思っているのでしょうか。

冷蔵庫に大きく、各自タブレットから注文してくれ、と張り紙を貼る等の対策をする必要があるようです。

  

1度取った皿をトレインに戻す

  

回転寿司から一度取った皿を戻してはいけないのは、日本では常識でありもはやタブーであるかと思うのですが、日本の常識は海外では通用しません。(日本だと、一度取った皿は戻してはいけません、と親に習うものでありマナーであるものだという設定でお話ししています)

いくら寿司屋とは言え、ここは日本ではないのだなと感じるのが、一度取った皿がトレインでまた回っているときです。

なぜ1度取られたものなのかがわかったのかというと、

メニューの中にはテーブルに備わっているタブレットからでしか注文ができないものがトレインの上に置いてあるからです。

注文が入ってから作る餃子や唐揚げなどといった、暖かい状態で食べるものはキッチンで作って店員が席まで持って行くので、そういったメニューがトレインで回っていたら明らかに誰かが注文したものがトレインにのせられてまわっている状況です。

また、本来置かれているはずの定位置からずれた場所に置かれたまま周っている場合にも気づくことができます。

きっと食べ切れないとの判断の上で、手を付けずにトレインに戻しているのでしょうが、知ってしまうとなんとなく避けたくなるのは筆者だけではないでしょうか?

  

そんな人ばかりではないですよ

  

と、ここまであまり良い印象ではない例ばかりあげてきましたが、実際はかなり綺麗な状況で席をたって行くお客さんも多いので、オーストラリアのお客さんがみんな寿司を汚く食べるというわけでは全くないです。

店員が片付けやすいように食べ終わった皿を綺麗にまとめてくれるお客さんもいますし、子供が席を汚した際にはなるべく綺麗にしてからごめんなさいねと声をかけてくれる親御さんたちも多くいます。

とっても美味しかったよと素敵な笑顔でお礼を言ってくれる人もいるので、そんな日には気分良く働くことができています。

  

この記事でご紹介したことはあくまで寿司屋で働いていて驚いたことなので、他のレストランで働いていたときには思わなかったことばかりです。

とは言え、日本の寿司屋でも感じたことがなかったことをまとめてご紹介してみました。

人の振り見て我が振り直せ、ということで、自分も身を引き締めたいと思います。

  

カルチャーショックを非常に強く感じる経験だったので、今後海外に出て行く予定の方が驚きすぎるのを防止できたら嬉しいです。

この記事ではオーストラリアにいる日本人目線で物を申しましたが、そのまた逆もしかりです。

日本人勘弁してくれよ・・・と思われないような振る舞いができたらいいなと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

  

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