羽田空港には、直結しているスパ施設「泉天空の湯」があるのをご存知でしょうか?
第三ターミナル直結なので外に出ることなく、スーツケースをひいたまま直行できる超良い立地!
今回わたしは羽田空港で終電を逃し絶望していたところ、スパが隣接していると小耳にはさんだので行ってきました!
先に感想をお伝えすると、超きれい&広い&なんでも揃っていて、すごく便利でした!
たくさん写真も撮ってきたので、この記事ではみなさんに、施設のご紹介をしていきたいと思います。
この施設を使えば温泉に浸かってたっぷり休めるので、羽田空港で終電を逃したあなたも、始発までの5時間をリラックタイムにできますよ〜!
羽田空港直結のスパ「泉天空の湯」とは?
羽田空港第三ターミナル(国際線発着口)から直結しているスパ施設「泉天空の湯」は、なんと24時間営業。
思いがけず空港で終電を逃してしまったときや、出発までの数時間にリラックスしたいときなどにぴったりなスパです。
日中も温泉を楽しめるとはいえ基本的には、フライトで到着して始発を待ちたい人や、終電で空港に到着して朝イチのフライトを待つ人が使いやすい施設だと思います。
羽田空港直結「泉天空の湯」レビュー!
泉天空の湯に入ると、ロビーに大窓が広がっています。
夜には東京の夜景がキラキラと光っていて、とてもきれいでした。
昼間は広々とした空が広がっていて、温泉の大浴場からもこのような景色が堪能できます。
温泉とサウナが、男湯と女湯それぞれに用意されています。
さすがに中は撮影ができないので、貼ってあった広告だけお見せしますね。
温泉には広々とした大浴場のほか、炭酸を使った温泉や泡風呂、寝湯、水風呂などがあって、なかなか充実していました。
サウナもいくつか種類があったのですが、ふわっとアロマが香ってリラックスできるサウナがわたしのお気に入りです。
泉天空の湯はアメニティーも充実!何もなくてもリラックスできます
ヘアブラシや髪ゴム、コットン、綿棒など、お風呂で必要になりそうなものはだいたい揃っていました。
などのような備品もあるので、なにも持って来なくてもリラックスできます!
泉天空の湯にある岩盤浴のレビュー!
岩盤浴は男女でわけられていないので、岩盤浴用の服を着て楽しみます。
岩盤浴には3種類の部屋が用意されていて、どれも部屋の雰囲気や温度が違います。
タオルを敷いて寝ると、じわ〜っと身体があたたまって気持ちが良いです。
お気に入りのお部屋を見つけたら、ゆっくりくつろいでみてくださいね。
岩盤浴用の服は、入場時に会計を済ませたときに自分で持っていきます。
ちなみに、岩盤浴用の服は交換して何度も使うことができず、1人1セットのみ与えられます。
岩盤浴用の服は汗だくになってしまうので、一度で一気に岩盤浴を楽しむことをおすすめします。
お休みどころで仮眠もとれる!
お休みどころにはリクライニング式のソファーが置いてあるので、ゆったりと仮眠をとることもできます。
ただし日がのぼると部屋に日が入ることや、ロビーと繋がっていて声が筒抜けなことから、安眠をするのは難しいかもしれません。
とはいえわたしが滞在した日はお客さんもそこまで多くなかったので、静かで落ち着いた時間が流れていましたよ。
泉天空の湯ではマッサージも楽しめる!
オプション料金はかかりますが、マッサージを楽しむこともできます。
長いフライト後のこりかたまった体は、ほぐしてもらうのも良いかもしれません。
ただし営業時間は13時〜23時なので、夜のみ滞在する人は使えないです。
泉天空の湯にはお食事処もある!
レストランやカフェもあるので、朝ごはんやお昼ご飯、晩ご飯を楽しむことができます。
お値段はまぁまぁしていますが、うどんなどの比較的お手頃なお料理を選べば問題はないかと…。
ただし、営業時間が午前8時〜午後11時までなので、夜に訪れる人は利用できません。
注意!深夜はカフェやレストランが営業時間外
泉天空の湯館内にあるレストランやカフェの営業時間は「午前8時〜午後11時」まで!
つまり、終電以降は始発以降までお食事できません。
お腹が空いているなら、泉天空の湯の目の前にあいているローソンで食べ物を買って、ローソンの前にたくさん並ぶベンチで食べてから入場するのがおすすめです。
泉天空の湯の精算はまとめて最後!
精算は最後に、マシーンでおこないます。
というのも、館内で食事などをする場合には、最初にフロントで受け取る鍵を使って会計をします。
たとえば、館内にある牛乳などは、24時間楽しむことが可能です!
自動販売機があるので、番号と鍵をピッとしてゲットします。
手首に巻いてあるのが鍵ですね。
今回わたしは飲むヨーグルトをぐびっといただきました。
お風呂あがりはやっぱこれだね!
羽田空港直結「泉天空の湯」の料金
泉天空の湯の料金は、下記の通り。
入場料が4,800円にくわえ、午前1時〜午前5時までに滞在する必要がある人は深夜料金が+4,000円で、合計8,800円。
ビジネスホテルの1泊代くらいは必要なので、安いとは言えないかもしれません。
一夜を過ごせるスパ施設として楽しめる人には妥当なお値段ですが、充実した睡眠をとるための施設が必要ならホテルを探した方が良いですね。
泉天空の湯はこんな施設!どんな人におすすめ?
個人的には、空港で夜を越さなくてはいけない人にとってありがたいスパ施設だと思いました。
清潔感もあって心地よく、帰国してすぐに温泉や岩盤浴を楽しみながら始発を待てるのは嬉しかったです。
でも案外、「イマイチだった」とか「高すぎる」という意見のひともいるようで…。
このスパ施設に何を求めているかによって、満足度が異なるみたいです。
泉天空の湯はあくまで「スパ施設」なので、寝るためのベッドを用意してくれているわけではありません。
施設内には仮眠スペースやベンチがありますがベッドではないので、寝ることはできても快眠が取れる場所とは思えないはずです。
良い睡眠をとることを目的に足を運ぶべき場所ではなく、「温泉や岩盤浴でゆっくりしつつ、仮眠をとって始発を待てる」ということに魅力を感じられる人に向いています。
泉天空の湯を「良い睡眠をとれるホテルのような場所」だと勘違いして行くと、がっかりするかもしれません。
入場料が4,800円、深夜料金が+4,000円で、合計8,800円の料金がかかるため安くはないですが、当日にホテルを探してタクシーで移動をする手間・費用と比べれば安いです。
でも「空港の固いベンチ以外の場所で寝られて、温泉も入れる」ということにありがたみを感じられないのであれば、8,800円はかなり高いと感じてしまうはず。
「8,800円以上払ってでも良い睡眠を取りたい」と思う人は、スパの隣にあるホテル「ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港」など、宿泊を目的として運営されているホテルを選ぶことをおすすめします。
ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港については、詳しくのちほどご紹介します。
羽田空港直結スパ施設「泉天空の湯」注意点
「泉天空の湯」は羽田空港直結なのでとても使いやすいですが、いちおう注意点があります。
簡単にご説明しますね。
注意!キャリーケースは持ち込みNG
ちなみに、泉天空の湯へキャリーケースは持ち込めません。
2階の「Omotenashi Center」の裏にあるコインロッカーに預けてから、天空の湯に行く必要があります。
明確な価格は忘れてしまって申し訳ないのですが、たしか1日600円で預けられたと思います。
コインロッカーの場所が分かりにくかったら、Omotenashi Centerの前にいる警備員さんに聞けば親切に教えてくれるはずです。
コインロッカーは泉天空の湯に行くまでの間にあるので、立ち寄るのが手間とは感じないはずですよ。
羽田空港直結スパ「泉天空の湯」への行き方
「泉天空の湯」までの行き方はとてもシンプルで、ところどころに置かれているサインを追っていけば辿り着きます。
ひとまず第三ターミナルにある京急線の入り口を右手に素通りし、奥に進んで行きましょう。
直結なので、屋外に出る必要はありません!空港内だけ歩いて、雨にも濡れることなく辿り着きます。
上の写真のようなゲートを通り、ひたすら歩きます。
もちろんスーツケースを持っていてもスイスイ行けるようになっているので、ご安心を。
上の写真のような、「HOTEL VILLA FONTAINE」の入口があるので、入ります。
ちなみにこの入口の右手に「Omotenashi Center」があるので、スーツケースを持っている人はここで預けてしまってください。
ちなみに、リュックサックくらいならスパ施設にも持ち込めます。
「HOTEL VILLA FONTAINE」の入口から入り、そのまま直進すると、エレベーターがあります。
エレベーターで最上階の12階まで上がります。
靴を預けて鍵をとったら、フロントに行って手続きをします。
羽田空港直結のホテル「ヴィラフォンテーヌグランド」で宿泊もできる
羽田空港に直結しているスパ「泉天空の湯」の横には、「ヴィラフォンテーヌグランド」というホテルも隣接しています。
フライトで疲れていると、「どうしてもちゃんとしたベッドで寝て休みたい…!」となる人もいるはず。
ヴィラフォンテーヌグランドは1名1泊8,000円〜宿泊ができるので、お安いタイミングなら実はスパに宿泊するのとあまり変わりません。
2022年12月に新設されてかなりキレイなので、羽田空港で寝床に困ったら足を運んでみては?
下記からすぐ予約できます。
まとめ:羽田空港隣接の「泉天空の湯」は最高すぎる!
羽田空港第三ターミナルは国際便が発着していて、電車の京急線も直結しているため基本的には利便性は良いのですが…
国際線で到着すると、たびたび終電に間に合わなくなります。
わたしは今回、スーツケースがなかなか出てこず終電を逃しました…。
「泉天空の湯」は日頃から通いたくなるほど良い温泉施設で、旅の疲れを癒すも良し、長旅前にリラックスするにもぴったりです。
「ギリギリ終電に間に合わなかった…!」なんてときにも、泉天空の湯で寝られることを知っておけば、なんとなく安心できるかな!と思い、記事にしてみました。
空港にもイスはありますが、そこで始発を5時間以上も待つのはしんどいですからね…。
お役に立てればうれしいです!