オーストラリアの国民食として有名なベジマイト(Vegemite)ですが、とってもまずいことでも有名です。
筆者も初めて食べてみたときには、まずいまずいと言われて試してみた結果、本当に美味しくなくて顔を歪めた経験があります。
しかし実はこれ、食べ方を知らなかったから美味しくなかったのです!
ベジマイトはピーナッツバターのようにボトルに入って売っているのを見かけることができます。
ペースト状なのでスプーンにとってそのまま口に入れて味を確かめましたが、これでは美味しくないのは当たり前だ!とオーストラリア人に笑われてしまいました。
ベジマイトとは?
ベジマイト(Vegemite)とは、オーストラリアで生産されている発酵食品です。
ビクトリア州のメルボルンにある工場で生産されていて、年間でオーストラリアを中心に2,300万個も販売されているそうです!(ウィキペディア参照)
発酵食品と言われてみると、つまりオーストラリアの味噌か!なんて思い始めたのは筆者だけでしょうか?
味噌も慣れていないと美味しいと感じない人が多いので、そういうことなのかな・・・なんて。
そんなベジマイトですが、味に慣れていない筆者でもしっかりと美味しいと思える食べ方を教えてもらったので、さっさとシェアさせて頂きます!
ベジマイトはたっぷり塗ってはいけない!
重要なポイントは、たっぷり塗って食べてはいけない!です!
オーストラリア人の友人には、
「どうせベジマイトをたっぷりパンに塗って食べるものだと思ってるでしょ?」
と言い当てられました。
いや、違うの?
正しくは、薄ーくパンに塗って食べるんだそうです。
それにチーズも一緒に塗ると美味しい、ということでやってみました!
トーストした食パンにもらってきた小さなお試しサイズのベジマイトをスーパーで買って来たチーズスプレッド(ペースト状のもの)と一緒に塗って食べてみました。
(写真を撮るのを忘れてしまいご用意がありません。すみません・・・)
これはいける!!てかうまい!!
もはややみつきになりそうな味です。ベジマイトの本気を見せつけられた気分になりました。
野菜くさいようなベジマイトのマズさがどこかに消えて、発酵食品の良さが出てきました。
なんとも不思議な感覚です・・・。
ちなみにスーパーに行くとすでにチーズが入っているベジマイトを見つけることができました!
出来上がったものを買ってみよう!
とは言えベジマイトを1ボトル買うのは勇気がいる・・・
ということでおすすめさせて頂くのが、ベジマイトを使った商品を食べて見ることです!
オーストラリアの大手スーパーマーケットでは、ベジマイトを使ったパンが売っています。
このサイズなら、やっぱり美味しくない!!という場合でも頑張って食べきれるのではないでしょうか?笑
オーブンで焼いたり、電子レンジで数秒チンして温めてあげると美味しさが増します。
これは食べやすくて美味しいよ!
他にもレストランに行くと、例えばオーストラリアで朝ごはんの王道アボカドオントースト(Avocado on toast)のサイドメニューとして、ベジマイトを一緒に注文することができることがほとんどです。
実際にメルボルンのレストランで働いていたときにも、お客さんのオージーにベジマイトを注文されることが稀にありました。
実際にオーストラリア人には愛されているんですね!
気づいたらなぜかハマってしまう
先ほど申し上げたように、感動するほどの美味しさ!というわけではないはずなのに、なぜか癖になってしまうという現象が起きております。
おそらく、美味しくないという最初の印象からのギャップに興味がそそられているのだと思います。
ベジマイトが使われているものをみると、不思議なことにまた食べたいな、という気持ちになります。
新しい発見ができて嬉しいです。
ちなみにオーストラリア人の家に1つはベジマイトがあるもののようです。(もちろん必ずとは言えません)
ということで、皆さんも偏見を持たずに正しい食べ方でベジマイトを食べてみてください♪
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