ずっと日本に住んでいると、当たり前になっていて有り難みに気づかないようなの文化や習慣があります。
海外で生活するまでは特別視したことはなかったような、ありふれた生活の一部が、実はとってもレアなことだった!
ってこと、日本国外での滞在歴が長い方なら感じているのではないでしょうか?
今回はそんな、日本ならではの良いところを、ちょっぴり日本が恋しいオーストラリアワーホリ中の筆者がご紹介します!
日本の誇るべきポイント:おしぼりが出てくる
写真引用:ieny街づくり情報サイト
日本では高級レストランのみならず、ファミレスや居酒屋、どこに行っても渡してもらえるおしぼりですが、海外では稀です。
韓国にいたときには、水にぬらすとおしぼりになるものが出てきたことはありますが…(逆に日本では見ない新しいスタイルのお手拭きでした)
日本ほど主流ではありません。
この文化に慣れているので、食事の前には手を綺麗にしたい、と思うのですが
おしぼりがないのは不便だなと毎回思います。
タオルで出てこない場合も、小さなパッケージに入ったおしぼりを渡してもらえると助かります。
海外だと、いちいち手を洗いにいかないといけないのが面倒です・・・。
(日本でも本来なら石鹸で手を洗ったほうが良いのだとは思いますが)
また、食事中にちょっと手を綺麗にしたいときにおしぼりがあると、ベタベタしていてもすぐにさっぱりします。
実はかなり便利なアイテムだったと感じています。
これは日本ならではのおもてなしですね。
日本の誇るべきポイント:お風呂の追い炊き
写真引用:クラサキのリフォーム事情
海外のお風呂には、日本のお風呂のように追い焚き機能がないことが多いです!
筆者は今まで追い焚き機能のあるお風呂を見たことがありません。
なので、特に冬場は入っていると、どんどん冷たくなってしまって、出るときにはあったまるどころか冷えてしまったりします…。
日本では、入っていても緩くなったらまたお湯を温めなおすことができるので、ずっと入っていられます。
それも、キッチンにあるパネルからお風呂の操作ができたり、お風呂にお湯を自動的にためて、それをお知らせしてくれたりします。
これは本当に、日本のお風呂文化だと思います。
数ヶ月ぶりにお風呂にはいったら、自分の体から出たアカにびっくりした…
という人もいるので、どこの国にいてもなるべくお風呂には入りたいものですね…。
これだけお風呂の文化が浸透して便利に使うことができるのは、日本くらいではないでしょうか。
日本の誇るべきポイント:トイレがとにかく凄い
写真引用:株式会社大船住研
日本のトイレは比較的綺麗であることは、日本にいると気づきにくいかもしれませんね。
実際、清掃員さんがしょっちゅう綺麗にしてくれているのをどこの公共トイレに行かけます。
また、日本の公共トイレは基本的に無料なことが多いですね。
ヨーロッパのトイレは、公共であってもチップを払わないといけないところが多くあります。
かと言って入ってみると、結構汚かったりすることはしょっちゅうあります…。
この人たち、トイレ掃除はしないのになんのためのチップなの・・・
と疑問に思うことも多々あります。
また、人が近づくのにセンサーが反応して、トイレの便座が自動で上がるのに驚く外人は少なくないですね。
筆者は今まで、それをみて驚き、喜んで動画をとっている外国人客を見たことがあります。
それを見て、コンニチハ!なんて言ってる人たちが可愛いです。笑
ウォシュレットも日本ならではですね。
海外では今の所ウォシュレットに出会ったことがありません。
これを使い慣れてしまうと、海外では不便を感じたり、物足りないと思ってしまうでしょう。
日本の誇るべきポイント:外食すると水が無料
写真引用:minne
お冷やと呼ばれるお水ですが、どこに外食に行ってもサービスしてくれます。
テーブルに着いたらまずはお水を出してくれることがほとんどですね。
海外だと、そんなことがなかったりします。
ヨーロッパでは、お水はお金がかかることも多いです。
オーストラリアでは出してくれることもあれば、セルフサービスの場合、
または頼んだときだけ渡してくれたりします。
水道水をコップで欲しい、と言わないとペットボトルの水を売られたりすることもあります。
そもそも水道水を飲めない国もあるので、そういう場合はお金がかかるのも納得ですね。
そう考えると、トイレの水も飲めると言われるほど水が綺麗な日本だからこそできるおもてなしなのかもしれません。
日本の誇るべきポイント:治安の良さ
写真引用:海外まとめネット
日本でも犯罪はおきますし、注意するにこしたことはありませんが、日本ほど治安が良いところはあまりないのではないでしょうか。
筆者自身も、レストランでテーブルに高級なブランドのバッグをテーブルに置いて立ち去る人たちや、酔い潰れて電車で横たわり、手から落とした携帯を別の人がそっと戻してあげる光景を何度も見てきました。
注文の前に席を取っておくように言ってくるお店も少なくありませんね。
そこにカバンや開いたままのパソコンを置いて注文に向かう人たちをみて、流石に無防備だなと感じてしまうくらい、日本の治安は良いです。
電車の網棚に荷物をのせて寝ている人たちもたくさんいます。
落とした財布がそのまま手元に帰ってきて嬉しかったエピソードもよく聞きます。
上記のほとんどが、まず海外でやるには危なすぎる行動です。
ヨーロッパ等では、レストランで食事中に足元にあったカバンが消えていた、なんて話も珍しくないです。
ヘッドフォンを買うときは絶対に白は買えない、なぜなら目立ってかっぱらっていかれやすいから、とブラジル出身の人に言われたこともありました。
オーストラリアでも、お金をかけてかなり頑丈なキーチェーンをつけているにも関わらず、壊されて自転車を盗まれることはよくあります。
もちろんどの国でも地域によって治安は異なりますので、このような国が絶対に危ない!というわけでもないですし
逆に日本でも悲しい事件は起きているので、絶対に、とは言えませんが
日本は比較的治安が安定して良い国であると思います。
日本の誇るべきポイント:お酒とご飯は一緒に楽しむ
写真引用:カーサ ブルータス Casa BRUTUS
日本では、美味しいご飯と、それにあうお酒を飲みながらひとときを楽しむ、というのは、居酒屋でごく普通である光景ですね。
がっつり食べることはなくても、おつまみを一緒に楽しむことが多いのではないでしょうか?
お酒メインだからと言って、お酒だけを楽しむことはあまりないのが日本です。
海外では、まずはご飯を食べて、そのあとにお酒を飲むことが多いです。
(韓国等アジア圏だとご飯を食べながら飲む文化もあります)
おつまみやお菓子もなしに、お酒だけグビグビよりも、たべものとお酒を交互に楽しむ日本流は、海外だと味わえなかったりします。
筆者は熱燗に焼きホッケをつまみながら友人と過ごす時間が恋しいです・・・。
日本人としては、日本酒や焼酎、ビールやワイン、それぞれとあわせるならあの食べ物があう、とすぐに浮かんでくる人も多いと思います。
食事と一緒にお酒を飲むことはあっても、食事とあわせるお酒を楽しむ文化は
日本が強いと感じます。
日本には良いところがいっぱい!
当たり前の日常が、海外に出てみると抜けていることに気づいて
初めて感謝をすることがあるのが海外生活をすることの魅力だと筆者は思います。
海外生活に憧れて日本を出た筆者でしたが、だからこそ見えた日本の素敵な部分がたくさんありました。
日本国外に長期滞在されている方は特に、共感してくだる部分があったと思います。
他にも、これが日本のすごいところだ!という意見がありましたら
是非コメントかツイッターにて教えてください^^