オーストラリアで忘れ物をした時にすること!バスに置き忘れたバックパックが手元に戻るまでの流れをお伝えします

Australia

昨日メルボルンからブリスベンに飛んできた筆者です。

大好きになってしまったメルボルンを後に、たくさんの期待を胸に、心浮かれていたところなのですが、

浮かれ過ぎました。

筆者のツイッターをフォローしてくださっている方なら既にご存知かもしれませんが、バスにバックパックを忘れるというボンクラなミスをしました。

  

同じような思いがけない失敗をしてしまった方のために、オーストラリアのバスに忘れ物をしたときにするべきことを簡単にお伝えします。

実際に筆者のとった行動が参考になれば幸いです。

※最終的に、筆者のバックパックは無事に返ってきました。

  

オーストラリアで忘れ物をしたらまず電話をする

  

できることは、正直これだけです。

Translinkに荷物をお忘れになった方は、こちらにお電話してみて下さい。↓

3403 8888

最初にバス停に書かれている番号に電話したところ、こちらの番号に電話すれば忘れ物を取り扱う事務所に直接繋がると教えて下さったものです。


バス停にも電話番号がありますが、こちらの電話番号に電話したら上記の番号を伝えられました。

  ここに何度も電話するのは時間がかかりすぎます。

  

電話口の人には、できる限り詳しい説明をして、待って下さい。

何度も諦めずに電話をかけてみて下さい。焦らずに待つことが大切です。

  

必要になりそうな英語

  

念の為、電話をかける際に必要になりそうな英語をまとめておきますね。

 

★物が無くなったときに必要な英単語★

無くした:lost

置き忘れた:left

盗まれた:got stolen

無くし物オフィス:lost property office

無くし物:lost property

英単語だけ分かっても使い方が分からない場合には以下を活用してみてください。

  

Komugi

I lost my backpack.

バックパックを無くしました。

  

Komugi

I left my backpack on the bus.

バックパックをバスに置き忘れました。

  

Komugi

My backpack is stolen.

バックパックを盗まれました。

  

Komugi

I would like to call the Lost property office.

忘れ物オフィスに繋いで欲しいです。

  

Komugi

I am calling you about my lost property.

無くし物の件でお電話しています。

  

大切なことはこれくらいかなと思いますが、念の為他にも必要そうな文章をご紹介しておきます。

必要に応じて使い分けてみてください。

  

May I get to know about the update with my lost property?(私の無くし物について最新情報をお伺いしたいです)

I lost my backpack at the bus stop approximately at 4pm, I assume it’s stolen when I was distracted with something else.( だいたい午後4時にバス停でバックパックをなくしました。おそらく私が他のものに注意を引かれているときに盗まれたんだと思います。)

Could you check if my lost property is found yet? (私の無くし物が見つかったかどうか確認していただけませんか?)

荷物が見つかるまでの流れ

  

筆者の場合、忘れ物に気づいたのが夕方の4時、見つかったのが次の日の朝10時でした。

それまでに5回ほど電話を入れています。

なくし物オフィスは夕方7時には閉まってしまうので、営業時間内に電話をする必要があります。

次の日の朝は朝8時に電話をして荷物は見つからず、無くした日の次の日の5時以降まで届け物の情報がまとまらないからそれまで待つように言われましたが、諦められずにその2時間後の10時に電話をかけたときに見つかりました。

電話を繋げた先には情報がなかったようですが、電話口の方が念の為別の事務所に電話をかけて下さった結果、そこに丁度運び込まれてきたところだったようです。

その日の夕方3時半以降5時までに忘れ物オフィスにくるか、平日の朝9時〜5時までにくるように言われたので、もちろん3時半に向かいました。

中に入っていたパソコンやクレジットカードなどの貴重品も全て、無くした時のまま返ってきたときにはオーストラリアの治安の良さに感謝しました。

さらに、バックパックに入っていた半乾きのバスタオルは部屋に干しておいてくれていたそうです。

オーストラリア人の親切心に感動です・・・。

  

Trans Linkの方に教えてもらったことは

・バスドライバーが1周を終える際に忘れ物をチェックするため、バスに忘れ物をしているのであれば見つかるはず

・そのドライバーがどのルートを走っていつバスを戻すのかが分からないため、いつ忘れ物が忘れ物オフィスに届くのかは次の日の営業時間が終わった頃でないと分からない

ということなので、忘れ物が見つかるまでに時間がかかるようです。

  

電話をかけるたびに違う人が出るため、

「何をなくしたのか、何番のバスに乗っていたのか、何時にどこから乗ってどこで降りたのか」

を同じように何度も説明をしました。

  

  

見つかったら忘れ物事務所に行く

  

ブリスベンの中心にあるブリスベン・スクエア図書館の2階(オーストラリアのLevel 1です)にあります。

エスカレーターを登って、左側にオフィスがあります。

こちらです。

青く光っています。

個人の確認ができるものが必要となります。(全ての身分証がなくなってしまった場合はどうなるのかわかり兼ねます・・・すみません)

その後、忘れ物を渡してもらってからサインをして、終わりです。

  

私のバックパックを忘れた経緯

  

私が持ち歩いていた荷物はこちら↓

・7キログラムのバックパック

・26キログラムのスーツケース

・小さいショルダーバッグ

・冬用のジャケット

  

紛失したバックパックには、パソコン、分けて入れておいたクレジットカードなどの金銭的に価値の高いものから、毎日使う日用品や、人にもらった大切な手紙や写真など、自分にとって価値の高く、お金では買えないものがたくさん入っていました。

バックパックがないと気づいたのは、バス停でバスを待っていたときでした。

実はバックパックを持たずにバスから降りていたにも関わらず、「重いバックパックを背負っている」という思い込みだけで背中が重いと感じていたようで

バックパックが無くなったと気づいたときには盗まれたものだと思い大パニックでした。(人の勘違いというのは本当にこわいですね)

たまたまそこが図書館で、警察の方がいらっしゃったので、その場で監視カメラを観ることができる部署に電話をしてチェックしてくれました。

どうやらバックパックを持たずにバスから降りている、というところまで確認できたので、そこからはバス会社のTrans Linkに電話をかけて待つことしかできませんでした。

警察の方はとっても親切で、親身になってバックパック探しに付き合って下さり、最後には「これが俺のできることの全てだ、戻ってくるように祈ってるよ!もし何か分かったら連絡するから!Welcome to Queensland!」とジョークを言われて笑ってしまいました。(ブリスベンはクイーンズランド州です)

ブリスベンに着いた途端にアホなことをしたなと痛感した幕開けとなりました。

  

オーストラリアで無くし物などの万が一に備えて事前に準備しておくべきこと!

   

本当に失ってはいけない重要な情報は2つのUSBに分けて保存しておきましょう。手元に1つだけUSBが残るように分けて置くのは大切です。

また、常にバックアップを取っておく、クラウドにいつでも繋げるようにしておく、

iphone等であれば、iphoneを探す、macを探すを、せめて移動を伴う時だけでもオンにしておくことが大切だと思いました。

  

旅行の際には、そこがどこであるかがわかる状態で荷物の写真を取っておくなり、それを持っていたことの証明ができるようにしておく必要もあると思います。

特にパソコンは、シリアルナンバーをなくさないようにしておくこと。

旅行を多くする場合や海外に長期滞在するような方は、高価なものを買った際にはレシート等を集めて保存しておくのも良いかもしれません。

  

日本でもそうですが、海外では特に気を緩めないようにしましょう。

日本は財布やバックを落としてもそのまま返ってきたり、パソコンを席においてトイレに行っても問題ないことが多い安心度の高い国ですが、一歩外に出るとそんなわけにはいきません。

私も分かっていたはずですが、海外に住み慣れてしまったこと、大きなミスをしてこなかったことから油断してしまったのだと思います。

今年は移動をたくさんしていく予定の年なので、また気を引き締めていかなくてはいけないと感じました。

また、重い荷物を持って移動するのを避けるために、本当に必要なもの以外は捨てる勇気も必要かもしれないと感じます。

  

オーストラリアで無くし物をしないように注意してね

  

スーツケースは空港会社のミスか何かで手元に戻ってこない可能性があると思っていたのですが、まさかバックパックを置き忘れるなんて予期していませんでした。

人間の思い込みというのは怖いもので、バスを降りたあとバックパックを背負っていないのにも関わらず、7キログラムの重いバックパックをずっと背負っている感覚で歩いていたのを覚えています。

背中にバックパックはあるものだと信じていたため、重さを感じていました。

これからは、感覚と、耳と、目を全て使って気を引き締めながら旅をしていかなくてはと再度認識させられました。

大切なものをなくすことのダメージは大きいですし、せっかくの1日を楽しく過ごせなくしてしまいます。

ミスのないように細心の注意を払っていきましょう。

  

ブリスベンの方々は本当にみんな親切で、この機会を経て本当に感動させられましたし、感謝でいっぱいです。

警察のおじさんだけでなく、バスの運転手さんたちもみんな優しくしてくれて、「この会社の運転手はいい奴ばかりだし、監視カメラがありすぎて悪いことできないと思うから、バスの中に忘れたなら90パーセント返ってくると思うから安心して待ってな!」と言ってくれました。

バス会社で電話でとりあってくれた方々も皆さん親切に、いろいろなところに電話をかけたり検索をかけたりして探してくれました。

こういった言葉がいかに心を癒してくれたか・・・

そんなブリスベンでこれから生活していけるんだと思うと、また期待でいっぱいです!

ブリスベン、もう大好きです!

  

オーストラリアで無くし物をしたときに忘れないで欲しいこと

今あなたがこうやって紛失物について検索をされているということは、失くしたのはあなたにとって価値のあるものなんだと思います。

もしもあなたの紛失物が見つからなかったとしても、忘れないでください。

これが窃盗殺人にならなくて良かった

ものが無くなったときには、あなたの身代わりになってくれた」という説を聞いたことがあります。

無くなったものが誰か大切な人やあなたの命ではなくて、物で済んだということ。

物はどうにかしてお金さえ稼げれば、また戻ってくるということ、人は結局何も持たずに死ぬのだから、今生きていること、大切な人が存在しているということが一番大切であるということを、忘れないでください。

  

最後まで読んで頂きありがとうございました!

  

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